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2022年4月5日
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Cookie規制後の代替案有り!パーソナライズドLP広告配信をSMSで

2020年1月、GoogleはChromeにおけるThird Party Cookieのサポートを「2022年までに段階的に廃止する予定」と発表しました。世界的な主要ブラウザであるChromeのCookie廃止は、これまでCookieの恩恵を受けていたWeb管理者やユーザーにとっては見過ごせない問題になっています。 3rd party Cookie規制でリターゲティング広告が活用できないとなると、他の手法を検討する必要があります。そこで今回は、Cookieレス時代に備えるため、SMSを活用した代替案をご紹介します。

CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム
目次
  • Cookie規制後はパーソナライズドLP広告が主流に
  • 3rd party Cookie規制でリタゲは終戦へ
  • 今後は1st party cookieとデータマネジメントが鍵
  • Cookie規制後、パーソナライズドLP広告をSMSで配信する方法
  • 顧客データの整理が鍵
  • LP広告を自社で簡単作成
  • 開封率の高いSMSでLP広告を配信
  • 誰がLP広告を見たがわかる
  • Cookie規制に欠かせないパーソナライズド広告配信をSMSで

Cookie規制後はパーソナライズドLP広告が主流に

Cookie規制が本格的に始まると、これまで有効とされていた、DSP広告、Google/Facebool/Instagram広告、リターゲティング/ターゲティング広告などの効力が薄れることが既に予測されています。

特に広告運用支援会社はCookieレス(Cookieに依存しないアプローチ方法)の対応に迫られるでしょう。デジタルマーケティングを支援する企業の中でも注目されているのが、開封率の高いSMSを活用したパーソナライズド広告配信です。

3rd party Cookie規制でリタゲは終戦へ

従来のマーケティングでは、3rd party Cookieをもとに、一度Webサイトに訪れた潜在顧客に対して、再アプローチを行う方法が主でした。

その中でも、リターゲティング広告は効果が高いと言われていましたが、プライバシーの観点から個人を特定するマーケティグ手法への規制が厳しくなります。

つまり、GoogleやAppleの3rd party Cookie規制により、これまで効果的と言われていたリターゲティングができなくなります。

今後は1st party cookieとデータマネジメントが鍵

Cookie規制と個人情報保護法改正の流れは数年前から予見されており、3rd party Cookieに頼らないマーケティングの準備を進めてきた企業もありました。しかし、なかなか代替案を見出せない状況があります。

そのような中で各種データを統合し、収集するデータマネジメントと1st party Cookieに注目がされはじめました。

具体的には、これまで、Cookie IDとEmailをベースに行っていた顧客アプローチの代わりに、今後は携帯電話番号宛にメッセージを送れるSMSのマーケティング利用を検討する企業が増えています。

Cookie規制後、パーソナライズドLP広告をSMSで配信する方法

携帯電話番号宛にショートメッセージを送るSMSは、日本ではSMS認証、重要通知、予約のリマインドでの利用イメージが強いかと思います。

しかし、顧客接点創出としてマーケターや広告運用支援企業などの間で、顧客とのタッチポイントやCV向上施策として、SMSが徐々に検討されつつあります。

SMSが検討されてる背景には、「Eメールは読まれない」「コミュニケーションアプリは友だち登録が必要」「DMの郵送や電話はコストがかかる」「電話は連絡がつきにくい」という、これまでのマーケティング手法への課題もあります。

その中で、一つのプラットフォームでパーソナライズドされた広告が制作でき、確実にメッセージが届くSMSは画期的な代替手段と言えるでしょう。

もちろん、Google、Facebook、Instagram広告なども引き続き活用することが重要ですが、それらの手法にSMSを組み合わせることでさらに顧客とのタッチポイントを創出できるなど、期待が高まっています。

顧客データの整理が鍵

SMSの活用には、既に取得している顧客データの整理から始めることが大切です。自社が保有している顧客データを一つのCDPやデータマネジメントシステム上に整理することで、優先してアプローチするべき顧客が見えてきます。

LP広告を自社で簡単作成

SMSは文字数制限のあるショートメッセージですが、LP広告と組み合わせることでリッチなメッセージにすることができます。とはいえ、Web広告制作に慣れない人にとってLPは簡単にできるものではなく、時間やコストを懸念する声も多くあります。

そのような場合は、CM.comが提供する簡単LP広告作成ツール(Pages)を使うことで、魅力的なLP広告を誰でも簡単にドラッグ&ドロップで作成することが可能です。

実際、Pagesを利用して約2週間で広告の作成が完了したという実績もあり、「自由度が高く、カスタマイズしやすい」という声もいただいています。

開封率の高いSMSでLP広告を配信

広告の配信には携帯電話番号宛に送れるSMSを活用しましょう。

細かくセグメントされた顧客に対して配信することで、SMSから遷移させるLP広告は平均18~20%のクリック率を獲得できると言われています。

実際に、CM.comのサービスを利用して、適切にセグメントした顧客に対して適切なLP広告を配信したところ、既存のWeb広告に費やしていた費用の1/3以下で顧客獲得(CPA)に成功した企業もいます。

しかも、配信から24時間と、短期間で大きな効果が得られており、Cookieを活用した広告配信に代わるツールとして期待ができるものです。

誰がLP広告を見たがわかる

既に取得した携帯電話番号宛に配信するSMSは、誰がクリックし、誰がフォームボタンを完了したなどかもわかるため、配信後のアプローチもしやすいという特徴があります。

興味を持っている人から順に優先的に架電や追いメールをするなど、顧客アプローチの検討がしやすいでしょう。

自社のLP作成の詳細はこちらで確認できます:【事例付き】自社サイトの画像だけでLP広告作ってみた

Cookie規制に欠かせないパーソナライズド広告配信をSMSで

Cookie規制が厳しくなるなか、新たなマーケティング手法としてパーソナライズされたLP広告をSMSで配信する方法に注目が集まっています。

CM.comのサービスを利用すれば、慣れない方でも簡単にLP作成SMS配信が可能です。現在のマーケティング手法に課題を感じている方も、ぜひ一度活用をご検討ください。

Cookie規制後の対策にお困りの方はMMCの検討を

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CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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