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2022年3月3日
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ECサイトのリマーケティングとは?集客アップに効果的なSMSの活用へ

一度サイトに訪れてくれたユーザーに再訪を促す「リマーケティング」。多くのECサイト運営者がコンバージョン率アップのためにとられている手法かと思います。そこで今回は、SMS配信を活用したリマーケティングをご紹介します。

CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム
目次
  • ECサイトのリマーケティングの概要は?
  • ECサイトのリマーケティング施策は頭打ちな理由
  • ECサイトのリマーケティングにSMS配信を
  • SMSは携帯電話番号なので連絡がしやすい
  • 高到達率で高開封率
  • メッセージと合わせてクーポンを送れる
  • ECサイトのメール配信画面から簡単にSMSを配信する方法
  • ECサイトのリマーケティングにSMSを活用を

ECサイトのリマーケティングの概要は?

リマーケティングとは、一度自社サイトに訪問したことのあるユーザーに対して、自社サイト以外のWebサイトに自社の広告を表示し、再アプローチを促すマーケティング戦略のことです。

ECサイトを訪れる人のおよそ9割は何かを購入することなく、サイトを離脱するという統計があります。また、一般的に「カゴ落ち」(ユーザーが商品をカートに入れたにも関わらず購入に至らないこと)の割合は70%と言われています。

しかし、一度サイトを訪れたユーザーは自社の製品に興味を持っている可能性が高く、再アプローチすることで、コンバージョンに繋げやすくなります。

ECサイトのリマーケティング施策は頭打ちな理由

ユーザーの出入りが多いECサイトにとって、再訪問とコンバージョン率をどのように高めるかはマーケティングにおける要です。リマーケティングは、コストパフォーマンスが高いマーケティング手法として多くの企業に採用されてきました。

しかし、2023年初旬にはGoogle Chromeを対象としたリマーケティング施策が一切できなくなります。「Google ChromeによるサードパーティーCookieのサポートを打ち切る」と発表したからです。

Google Chromeをメインのターゲットブラウザとしてリマーケティング広告を行ってきたECサイトは、マーケティング手法の大幅な見直しが求められます。

ECサイトのリマーケティングにSMS配信を

新たなリマーケティング手法のひとつとして、ECサイト運営事業者には、SMS配信サービスを活用したSMSマーケティングをおすすめします。その理由を以下にご紹介します。

SMSは携帯電話番号なので連絡がしやすい

SMSに使用されるのは送信先端末の電話番号です。そのため、あえて電話回線の契約を結んでいないなど、一部の場合を除いて、大手キャリア通信の端末を持っている人ならばほとんどがSMSを利用できます。

日頃から持ち歩いている携帯電話宛にメッセージが送られるため、メッセージ開封後すぐにサイトにアクセスしてもらうことができます。購入頻度の高い時間帯に送れば、リマーケティングでの成約率はグッと上がるでしょう。

高到達率で高開封率

SMSは携帯番号のみで送れるメッセージです。Eメールのようにアルファベットや記号が混在したアドレスを聞き出す必要ありません。情報取得がしやすいだけでなく、携帯番号は多数所持したり頻繁に変更されたりするものではないため、到達率が高いことが特徴です。

また、到達率が高いだけでなく、開封率が高いこともSMSの強みです。メールの開封率が10〜20%と言われるなか、SMSの開封率は80%を超えます。

これは、メールと比較してユーザーが受信するSMSの数が少ないこと、また受信されるとポップアップで表示されるため見落とされにくいことなどが起因と考えられます。

開封率が高いSMSを送ることでより高い反応を見ることができ、一度来てくれた顧客に確実にメッセージが届けられるため、再来訪率がアップします。

メッセージと合わせてクーポンを送れる

基本的にSMSはテキストのみのメッセージで、かつ文字数制限がありますが、しかし、メッセージと合わせてクーポンを送ることなどができます。

クーポンコードをメッセージに記載して、リンクをはりLPに飛ばすことも可能です。また、CM.comが提供するMobile Marketing Cloudを利用することで、商品紹介と合わせたクーポンコードや店頭で使えるQRコードの発行などができます。

ECサイトのメール配信画面から簡単にSMSを配信する方法

ECのプラットフォームからSMSを配信したい場合、現状はAPIの連携が一般的です。また、APIを連携せずにSMSを配信したい場合は、SMS配信事業者のプラットフォームから配信することがメジャーな方法です。いずれにしても手間とコストがかかってしまいます。

開発コストや手間をかけずにSMSを配信したいという方にはCM.comの「MailSMS」がおすすめです。

MailSMSを利用することで、普段から利用しているGmailやYahoo mail、Outlookといったメールソフトウェアやワイメールなどのメール配信システム、b→dashやマルケトなどのマーケティングオートメーションサービスなど、メール配信機能がついているシステムからSMSを個別・一斉配信することができます。

配信方法は非常に簡単で、まずはいつも使っているメールアドレスをCM.comのシステムに登録します。次に、SMSを配信するメールアドレスを登録したら、連絡したい宛先を【国番号+電話番号+@mail-sms.com】に設定するだけで送信できます。

また、SMSの場合、通常はテキストで、クーポンコードやセールのお知らせをすることが多いですが、CM.comのサービスを利用すれば、SMS専用のLPを商品画像やセールの詳細情報を合わせて送ることができます。

遷移先のLPを感覚的に簡易に制作できる機能も有していますので、SMSの文字数制限やLP制作の手間に悩まれる心配もありません。

ECサイトのリマーケティングにSMSを活用を

ECサイト運営においてリマーケティングは欠かせない戦略です。しかし、Google Chromeの仕様変更など、今後効果を出し続けるには新たな手法を模索していく必要があります。今回ご紹介したSMSも有効な手段としてぜひ一度ご検討ください。

ECサイトのリマーケティング施策にSMSを

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CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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