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2023年4月11日
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メルマガは効果が出ないは本当?講じるべき改善策も紹介

ユーザーとの関係構築や、商品の販売促進などを目的に、メルマガ(メールマガジン)配信を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、メルマガ配信で期待できる効果や、施策のメリット・デメリット、配信してもなかなか効果が出ないときに講じたい改善策などを紹介します。メルマガ施策を導入して、企業の売り上げや認知度を高めたいとお考えのご担当者様は、ぜひ最後までご覧ください。

CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

反響率の高いメルマガを配信するならMMC

メルマガの効果は低いのか?

近年では、メールの代わりに使われるLINEやTwitterなどのSNSツールの急速な発達により、メールをチェックする時間は減少傾向にあります。

このような背景から、「メルマガは効果が出ない」「メルマガは時代遅れ」などといわれることもありますが、これは大きな誤りです。

SNSが普及していない時代と比較すれば、たしかにメルマガの効果は下がっています。しかし、ユーザーとの関係を維持したり、接点を作ったりするうえで、メルマガは今でも有効な手段の1つです。

現代社会にメールという情報伝達手段が存在し、活用される限り、メルマガはなくなりません。メルマガの基本や強みを理解して、適切な方法で運用すれば、集客や売り上げの向上、認知度の拡大などに役立てられます。

メルマガ配信で期待できる効果

ここからは、メルマガ施策で期待できる効果を紹介します。

効果①ユーザーとの関係構築

メルマガを継続的に配信して、企業で提供している商品やサービスを紹介すれば、ユーザーとの関係を構築できます。

ただし、メールはどのような内容でもよいというわけではなく、有益な情報を発信しなければ、関係性は強まりません。

たとえば、割引セールや新商品のご案内、ほかにも商品やサービスに込められている思いなどを盛り込めば、ユーザーから好感を持ってもらえるでしょう。

企業に好感を持っているユーザーが増えれば、商品の購入やサービスの利用を検討してもらえる確率も高まります。

効果②認知度の向上

メルマガは、企業の認知度の向上にも有効な施策です。どれだけ品質の高い商品やサービスを提供していても、市場での認知度が低ければ、ユーザーの目に留まることはありません。

利用者の声や、導入事例などを載せたメルマガを配信すれば、知名度を高められます。知名度が向上することで、メールの開封率やクリック率、問い合わせが増加し、売上アップにつながるでしょう。

効果③販売促進

メルマガに、展示会や新商品発表会の開催日時を記載したり、送料無料クーポンなどを添付したりすれば、販売促進にもつながります。

ただし、新商品のPRやキャンペーン情報ばかりの配信、ならびに高頻度での配信は避けたほうがよいです。

ユーザーから「押し売り感がある」「毎日のようにメールが届いて読みきれない」と思われてしまい、購読を解除される可能性があるからです。

販売促進を目的としたメルマガを配信するのであれば“特別感”を演出できるように、内容が偏らないように配慮したうえで、単発での配信を心がけましょう。

メルマガを配信するメリット

ここからは、メルマガ配信で得られるメリットを紹介します。

メリット①コストパフォーマンスが高い

数あるマーケティング手法のなかでも、メルマガは特にコストパフォーマンスに優れています。

配信にかかるコストは、基本的にツールの利用料金しか発生せず、月々の料金の目安は数千円、高くても3万~5万円程度です。

また、配信ツールの利用料金は定額制(固定制)がほとんどなので、ダイレクトメールやポスティングのように、発送先や投函先が増えても金額は上がりません。

購読者数が多ければ、1人あたり1円ほどでの送信も可能です。施策にかかる料金をなるべく抑え、多くのユーザーと定期的に接触できる点は、メルマガならではのメリットだといえます。

メリット②ユーザーがいつでもメールを見返せる

配信されたメルマガは、ユーザーのメールボックスに保存されていきます。

掲載期間が限定されている広告や、数秒しか表示されない動画広告とは異なり、いつでもメールを見返せる点は、メルマガの強みです。また、施策の成果がすぐに現れなくても、時間が経過してからコンバージョンに至ることもあります。

「1か月前に送信したメルマガに返信があった」「半年前に送ったメルマガに記載されているURLから、商品が購入された」というケースも存在します。「メールボックスに保存される」「ユーザーが好きなタイミングでメールを見返せる」という性質は、ほかのマーケティング手法にはない特長です。

メリット③ユーザーの属性に合わせて配信できる

登録情報や購入履歴などのデータをもとに、ユーザーの職業や住んでいるエリアなどの属性は分類されています。メルマガを配信する際は、この属性ごとに送るメールを選択できます。

たとえば、商材が「会計ツールの案内」であれば法人宛に、「東京で開催するセミナーの案内」であれば関東圏のユーザー宛に絞っての配信が可能です。

顧客セグメントを適切に行なった上でユーザーの属性に合ったメルマガを配信できれば、開封率やコンバージョン率、問い合わせ数の増加も期待できます。

メルマガを配信するデメリット

メルマガを配信するメリットは多いものの、一方で気をつけておかなければならない注意点もいくつかあります。

ここからは、メルマガ施策のデメリットを紹介するので、メリットと合わせて確認してみてください。

デメリット①開封率が低い

メルマガのデメリットとして、まず開封率が低いことが挙げられます。ユーザーの多くは、基本的に1社だけでなく、複数社のメルマガを登録・購読しています。

もちろん、メールを1通ずつ確認するユーザーもいますが、大量に届くメールを読み切れず、削除してしまう方も少なくありません。

また、近年では情報をやり取りできるSNSの発達により、メールアドレスを持っていても、メールフォルダをほとんど確認しないというユーザーもいます。

メール配信システムを提供しているBenchmarkの調査結果によると、 2022年時点におけるメールの平均開封率は約26.2%です。

「メルマガを配信しても、4人に1人しかメールを開封しない」というデータからも、メールの開封率が決して高くないことがおわかりいただけるでしょう。

参照元: Benchmark「業種別・地域別(国別)メール平均開封率・クリック率・エラー率レポート(2022年1月時点)

デメリット②ユーザーの反応がわかりにくい

対面応対や電話応対と異なり、メルマガはユーザーの反応がわかりにくいです。

ユーザーからの反応があるまでに一定の時間がかかるうえ、やり取りが文字だけなので、ユーザーの考えや温度感などを確認しにくいという点はデメリットだといえます。

基本的に、メルマガは効果が出るまでに時間がかかる施策です。ユーザーのリアルタイムの反応を見ながら、都度対応を変えることはできないので、効果に即効性を求める方には適していません。

デメリット③迷惑メールフォルダに割り振られる可能性がある

メルマガで配信されたメールは、ユーザーの迷惑メールフォルダに割り振られることがあります。

「メルマガの購読を希望したユーザーが、配信解除の手続きが面倒で、迷惑メールに登録した」というケースもありますが、この限りではありません。

たとえば、メールの件名が空欄になっていたり、本文にスパムメールを思わせる文言が含まれていたりすると、ユーザーの意思に関係なく“迷惑メール”と見なされるようなケースです。

ユーザーにメールが送信されない可能性があるだけでなく、メルマガを購読したユーザーから「メールがこない」というクレームが届くことも起こりえます。

このような事態を防ぐためにも、メルマガを配信する際には、メールが正常に送信・到達しているかどうかを確認してください。

具体的な対策方法は後述します。

メルマガの効果を高めるために押さえておきたいポイント

メルマガの効果を最大限まで高めるために押さえておきたいポイントを紹介します。

開封率やコンバージョン率などの改善に効果が期待できるので、以下で挙げる内容をぜひ参考にしてみてください。

ポイント①ターゲットに合ったメールを配信する

メルマガで効果を出すには、ユーザーの属性に合わせてメールを配信しなければなりません。たとえば、「美白効果が期待できるスキンケア商品」をPRしたいとします。

この場合は、「女性」「若年~中年層」のユーザーに絞って配信しなければ、購入にはつながりにくいです。

メルマガの効果を最大化するためにも、企業で提供している商品やサービスのターゲットを明確にしたうえで、その属性に合ったユーザーに配信しましょう。

ポイント②表示確認をしてからメールを配信する

メルマガの構成は、文字だけで構成されている「テキストメール」と、文字の装飾や画像などを組み込める「HTMLメール」の2つの方式に分かれています。

文字だけでは伝えられない情報を、画像などを使ってわかりやすく紹介できる点が、HTMLメールのメリットです。

しかし、HTMLは表示が崩れてしまうことも多く、文字化けを起こしたり、スパムメールと判断されて迷惑メールフォルダに割り振られたりすることもあります。

HTMLメールで送信する際は、正常に表示されているかを必ず確認してから配信してください。

ポイント③件名の内容に具体性を持たせる

メルマガの反響率を高めたいのであれば、件名に具体性を持たせなければなりません。

件名に商品名や数値を入れることで、ユーザーはサービスの内容をイメージしやすくなり、クリック率やコンバージョン率の向上にも効果が現れるからです。

一例として、「ダイエット効果が期待できるドリンクを紹介するメルマガ」を配信する場合の件名を考えてみましょう。

この場合、「ダイエットに役立つドリンク」ではなく「愛飲者の8割以上が満足!植物性由来のダイエットドリンク」と記載するだけでも、ユーザーに与えるイメージは変わります。

商品名やサービス名だけを記載するのではなく、ユーザーの興味を引くようなフレーズを件名に盛り込みましょう。

ポイント④迷惑メールに割り振られないように対策する

メールの件名や本文に特定の文言が入っていたり、表示が崩れていたりすると、迷惑メールフォルダに振り分けられることがあります。迷惑メールに割り振られない対策としては、以下の方法が有効です。

迷惑メールに割り振られないようにする対策


  • 件名や本文を空欄にしない

  • スパムメールを思わせる文言を入れない

  • URLのリンク切れ(デッドリンク)がないか確認する

  • 無料の短縮URLサービスを利用しない

  • 本文に配信者情報を記載する

  • 使われていないアドレスを配信対象から除外する

システム側からスパムメールと判断される代表的な文言には「IDとパスワードを入力してください」「簡単に儲かる方法を教えます」といったものがあります。

少しでも多くのユーザーにメルマガを購読してもらうためにも、上記で挙げた文面は使わないほうが賢明です。

メルマガ配信を成功させるために意識しておきたいKPIとは

広告施策において、営業利益や顧客獲得数などの最終的な目標を「KGI(重要目標達成指標)」、このKGIを達成するための中間目標を「KPI(重要業績評価指標)」といいます。

以下で挙げる項目のKPIを意識して、都度効果測定を実施すれば、施策の成功につながるでしょう。

開封率

メルマガの開封率は「メールの開封数÷ユーザーに届いたメールの総数×100(%)」で算出できます。

開封率の低さは「メールが読まれていない」という状態を意味するので、多くのユーザーからの興味を引くような件名を作成しなければなりません。

クリック率

メール内に表示されているURLや画像・動画などのコンテンツがクリックされた割合を「クリック率」といいます。クリック率は「クリックの総数÷ユーザーに届いたメールの総数×100(%)」で求められます。

メールの開封率は高いにもかかわらず、クリック率が伸び悩んでいる場合は、メール内のURLの配置変更や、画像・動画の入れ替えなどを検討してみてください。

コンバージョン率

メールを見たユーザーがURLをクリックして、商品の購入や契約に至った割合が「コンバージョン率」です。

コンバージョン率は、KPIにおいてもっとも重要な指標であり、数値は「コンバージョン数÷ユーザーに届いたメールの総数×100(%)」で算出します。

メールの開封率やクリック率は問題ないのに、コンバージョン率が低い場合は、商品の設定価格の見直しや、サイトのレイアウトの変更を視野に入れたほうがよいかもしれません。

関連リンク

メルマガのコンバージョン率をあげるには?開封率・クリック率も改善しよう

メルマガ作成・配信にお困りの方はCM.comのメール配信システムを利用しよう

メルマガ配信を成功させるには、メールの構成や文面の見直し、施策結果を分析するだけでなく、企業に合った配信ツールの選定も大切です。

しかし、多くの会社がメルマガの配信ツールを提供しているので、どれを選べばよいのかがわからないという方もいらっしゃるでしょう。

「HTMLメールの作り方がわからない」「開封率やクリック率を測定したい」など、メールの作成や効果測定の方法にお悩みの方は、メール配信システムの利用をご検討ください。

当社のメール配信システムには、HTMLメールの作成をサポートする機能や、KPIの測定機能、異なるメールを送信して効果を確認するABテスト機能などが備わっています。

また、テンプレートの作成・保存機能はもちろんですが、開封率の向上に有効とされる、スマートフォンのプッシュ通知に表示できるSMS送信機能なども搭載されています。

多機能かつ操作方法も簡単なので、魅力あふれるメールを作成したい方だけでなく、配信結果を分析して、効果を高めたいとお考えの方にもおすすめのサービスです。

メルマガ配信で効果が出ないときはターゲットの属性やメールのレイアウトなどを見直そう

いかがでしたでしょうか。

メルマガは、集客アップや販売促進に役立つ施策です。

コストパフォーマンスに優れていることにくわえ、ユーザーの属性に合わせて配信できるので、適切な方法で運用すれば高い効果が期待できます。

ただし、開封率は低く、配信したメールが迷惑メールフォルダに割り振られるような状況も起こりえます。

また、施策を成功させるには、メールのレイアウトの工夫や、効果測定を実施したうえで、改善策を講じなければならない点は覚えておきましょう。

CM.comでは、EメールSMSの配信に特化したメールマーケティングツールを提供しております。企業の売り上げを伸ばすために、配信サービスの利用を検討されているご担当者様はお問い合わせください。

メルマガで効果が出ないと悩んでいる担当者の方は、CM.comにお問い合わせください。

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CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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