WhatsAppの企業アカウントを開設し、海外顧客とコンタクト!
WhatsAppとは
WhatsAppはメッセージングアプリとして、世界中で認知されています。
Meta(WhatsAppの開発元)が提供するアプリは、20億人のユーザーが1日に1000億件以上のメッセージを送受信しています。
個人間のやり取りだけでなく、BtoC、BtoBとしても使われているため世界のビジネスシーンではか欠かせないサービスになっております。
以下の主要国の普及状況を確認し、自社の海外マーケティング戦略やインバウンド対策に向けた参考にしてください。
ヨーロッパにおけるWhatsAppの利用状況
WhatsAppはヨーロッパ各国内でもっとも利用者が多いメッセージングツールです。オーストリア、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、イギリスではWhatsAppが一番です。
フランスではWhatsAppは2位であり、その後にFacebook Messengerが続きます。一方、スウェーデンではSMS、Facebook Messenger、Instagram Messagingの後にWhatsAppとなりますので、4番目となります。
アメリカおけるWhatsAppの利用状況
WhatsAppはヨーロッパで非常に人気がありますが、アメリカではトップ5のメッセージングアプリには入っていません。
カナダでは、WhatsAppは5番目の位置になります。アメリカとカナダの両方で、Facebook Messengerがすべてのメッセージングアプリの中で最も利用されています。
南アメリカにおけるWhatsAppの利用状況
南アメリカ大陸では、ブラジルとメキシコではWhatsAppがトップの位置にあります。メキシコでは2022年第2四半期にWhatsAppのダウンロード数が約500万件に達しました。
全体的に、このモバイルメッセンジャーアプリはAndroidユーザーによって世界中で合計5530万回ダウンロードされました。
アジアにおけるWhatsAppの利用状況
実はWhatsAppは東南アジアでも非常に人気があります。WhatsAppはインドとシンガポールの両方で最も人気のあるメッセージングアプリです。実際、2022年第2四半期には、インドでWhatsAppのダウンロード数が約600万件に達しました。
東アジアでは、WhatsAppは他のメッセージングチャネルと人気を競わなければなりません。また日本ではLINEの利用者が多いため、WhatsAppはトップ5にも入ることができません。
企業が利用するならWhatsApp Business
WhatsAppを企業や店舗などのビジネスで利用することも可能です。その場合にはWhatsApp Businessを利用し、公式アカウントを発行します。
WhatsApp BusinessはCM.comのようなメタ社に認められた公式パートナーを経由して利用をすることをお勧めいたします。
CM.comではAPIでの提供とCM.comの管理画面にログインをして利用する2つの利用方法がございます。開発工数をかけたくない、すぐに利用をしたいという企業様は管理画面からの利用をお勧めいたします。
WhatsAppに認証されたWhatsApp Business公式アカウントを開設する場合は、CM.comへお問い合わせください。
WhatsApp Businessの主な特徴
WhatsApp Business には、顧客とのエンゲージメントを向上させるための多くの利点と便利な機能があります。
豊富なメディア
WhatsAppでは、写真、リンク、PDF、GIFなどの豊富なメディアを利用することができます。
メッセージテンプレート機能
WhatsAppのメッセージテンプレート機能を使用すると、企業から顧客にメッセージを送信することができます。
マーケティングメッセージ、予約のリマインダーや配達の更新情報、確認などの事前に用意されたメッセージを送信することができます。
また、ボタンを追加することで、顧客がテキスト入力せずにボタンをクリックするだけで迅速な返信ができます。
プロダクトメッセージ機能
WhatsApp Businessのマルチプロダクトメッセージとシングルプロダクトメッセージ機能を利用することで、チャット画面上で企業が提供する商品やサービスを紹介することができます。
例えば、アパレルECサイトを提供する企業であれば、取り扱っているシャツやジャケットなどをWhatsAppの企業公式アカウント上で紹介できます。
もっともプロダクトメッセージ機能の最大の利点は、WhatsAppから他の製品・サービスサイトにアクセうする必要がありません。
顧客はチャット画面で商品の詳細や在庫状況などを確認でき、気になればすぐに企業に問い合わせをすることができます。
マルチプロダクトメッセージ=商品メニューページ
マルチプロダクトメッセージとは、WhatsApp内に設定した商品メニューページに誘導するメッセージ配信機能です。
顧客はページリンクをクリックすると、いわゆるオンラインカタログのようなものが表示され、複数の商品の中から気になる商品の内容を確認できます。
企業側はWhatsAppのチャット画面で紹介できる件数は30件までと限られているため、厳選したものを設定するようにしましょう。
シングルプロダクトメッセージ=単一の商品ページ
シングルプロダクトメッセージとは、WhatsApp内に設定した1商品ページに誘導できるメッセージ配信機能です。
企業は顧客に対して、「この商品はおすすめです!」と特別に紹介するときに利用する機能です。
マルチプロダクトメッセージのように複数商品ではなく、単一の商品を紹介したい場合はシンプルプロダクトメッセージを利用するようにしましょう。
WhatsApp Businessの利用メリット
会話のスタート機能を使用して会話を効率化し、顧客への対応を効率化
チャットボットを活用してカスタマーサービスのフローを最適化&自動化
顧客を満足させるために個別最適化されたコミュニケーションの提供
広告からのWhatsAppに誘導し、問い合わせを獲得し、集客向上
WhatsApp Businessをどのように利用しているのか
企業向けWhatsApp Businessは、顧客接点を獲得するために様々な目的で利用できます。以下は具体的に企業がWhatsAppの利用用途になります。
カスタマーサービスに
WhatsApp Businessを利用したカスタマーサービスで顧客一人ひとりに個別最適化されたサービスの提供を行えます。このサービスでは、写真、動画、位置情報などを顧客に送ることができます。顧客満足度を上げることができます。
問い合わせ対応の迅速化に
機能の一つであるクイックリプライ機能を設定することで、問い合わせに顧客に効率的に対応できます。チャットボットの利用で即時回答も可能になります。
マーケティングに
WhatsApp Businessから顧客に一斉送信を行うことができます。効果的なマーケティングには、適切なタイミングで適切な場所にメッセージを届けることが重要です。
プッシュ通知に
プッシュ通知は、メッセージを適切な人々の目の前に届ける比較的簡単な方法です。マーケティングオファーや、特に時間的制約のない通知を送信しましょう。たとえば、新製品のオファー、顧客アンケート、プロモーションなどです。
リマインダーや状況通知に
通知機能は、顧客を関与させ、情報提供するためにも使用することができます。注文状況や予約のリマインダーを送信しましょう。
海外顧客との連絡にWhatsAppの利用を!
現在、WhatsAppは世界で最も多くの利用者数を抱えるメッセージングアプリであり、ヨーロッパ、アジア、世界中で多くのユーザーを抱えています。
今後、日本ではコロナ禍で失われたインバウンド需要が回復傾向にあるため、訪日外国人が好むコミュニケーションツールへの対応は必要不可欠です。
インバウンド集客対策でWhatsApp Businessの利用を検討している方は、ぜひWhatsApp Businessの公式プロバイダーであるCM.comにご相談ください。