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DM(ダイレクトメール)の作り方とは
DM(ダイレクトメール)を作る手段としては、自社で作成する方法と、業者に外注する方法の2つがあります。ここでは、ダイレクトメールを作る際の2つの手段をそれぞれ解説します。
社内のデザイナーに依頼する・自身で作成する
希望のデザインを実現しながら、低コストでダイレクトメールの作成を行いたい場合には、自社内のデザイナーに依頼する方法がおすすめです。
また、自社内にデザイナーがいない場合でも専用のアプリケーションを活用し、ご自身で作成するという選択肢もあります。
具体的には、「Adobe Illustrator」などのデザインソフトを用いて、文字や背景、写真素材などを選びつつ、自由にデザインを行うことが可能です。また、アプリやデザインテンプレートを使用することで、必要な情報を入力するだけで簡単にデザイン作成が完了します。
一方で、デザインソフトを使いこなすためには、日頃からソフトを使用し、ソフトに関するノウハウをもっていることが必要です。またデザインソフトはテンプレートなどがある程度固定されているため、作成における自由度は、デザイナーに依頼する場合と比べて低くなる傾向にあります。
業者に依頼して作成する
社内にダイレクトメールの作成が可能なデザイナーがいない場合や、より高いクオリティを目指す場合は、専門業者に作成作業を外注するという選択肢があります。
ダイレクトメールの作成の外注は、コストがかかる反面、より自身の希望に沿ったデザインで作成してもらえるため、効果的なダイレクトメールの作成が可能です。
なお、ダイレクトメールの作成の外注には、デザインテンプレートを使用する場合と、オーダーメイドで依頼する場合の、2種類のオプションがあります。
ダイレクトメールの作成をオーダーメイドで外注する場合は、細部まで依頼者側の希望を反映できるなど、より高いカスタマイズ性が期待できます。
オーダーメイドで外注を行う際は、デザインに関する要望を可能な限り詳細に業者に伝えることがポイントです。
一方で、デザインテンプレートを使用して業者に依頼する場合には、デザインの自由度は下がりますが、その分依頼費用を低く抑えられます。
いずれのケースにおいても外注にあたっては費用が発生するため、予算や費用対効果は事前に確認しておきたいところです。
また、業者によってサービス範囲に違いがあるため、こちらも事前にしっかりと確認しておきましょう。
DM(ダイレクトメール)で効果を出すポイント
続いて、ダイレクトメールで効果を出すための5つのポイントを紹介します。
ダイレクトメールで効果を出すための5つのポイント
ターゲットを絞り込む
ターゲットの興味を引きやすい文章を作成する
購買や問い合わせにつながるように内容を工夫する
開封したくなるデザインを意識する
発送のタイミングを工夫する
ターゲットを絞り込む
ターゲットを絞り込むことは、効果的なダイレクトメールを作成するうえで押さえておくべき基本の1つといえます。なぜなら、不特定多数に対するダイレクトメールの内容は、ターゲットへの訴求効果が弱いためです。
つまり、想定されるターゲットの年齢や状況、商品に対するニーズなど、具体的なターゲット像を設定することが不可欠なのです。
さらには、想定されるターゲットのニーズに対し、どのような訴求を行えば購買につながるのかという点などを掘り下げ、戦略を立てることも重要になります。
より効果的なダイレクトメールを作成するために、ターゲット属性やニーズなどの情報を調査・分析したうえで、ターゲットに響くピンポイントな内容作成を心がけましょう。
ターゲットの興味を引きやすい文章を作成する
ターゲットの興味を引きやすい文章にすることも、効果的なダイレクトメールを作成するうえでの重要なポイントです。
ターゲットの興味を引きやすい文章を作成するためには、その商品やサービスを通して得られるメリットを的確に提示することが必要です。
たとえば、商品やサービスをとおして得られるメリットや顧客体験を、体験談や口コミをもとに記載することで、ターゲットはより明確なイメージをもてるようになります。
また、下記のフレーズをダイレクトメール内に散りばめることは、ターゲットの興味を引くうえで効果的なテクニックとして知られています。
ターゲットの興味を引きやすいフレーズの一例
「期間限定」(限定性)
「〇〇日間返品可能」(購入ハードルの緩和)
「○○%割引」(お得感の創出)
「〇〇台売れた」「話題の○○」(人気・流行性のアピール)
「ハイクラス」「老舗の味」(高品質・ブランド性のアピール)
購買や問い合わせにつながるように工夫する
購買やお問い合わせにつながるように、ダイレクトメールの内容を工夫することも忘れてはいけません。
具体的には、電話番号や自社のSNSに関する情報などを記載することで、ターゲットのアクションを促すことが可能です。
また、注文方法や注文書を掲載することで、ターゲットの注文に対する心理的ハードルを下げ、スムーズに注文プロセスへ移行させる効果が期待できます。
さらには、QRコードなどを活用することで、スマートフォンから商品ページに直接誘導でき、ターゲットはより簡単に情報を得られるようになります。
開封したくなるデザインを意識する
せっかくダイレクトメールを送付しても、ターゲットに開封されなければ意味がありません。
そのため、封筒やハガキのデザインや形状、またサイズなどを工夫し、積極的に開封してもらえるようなビジュアルのダイレクトメールの作成を目指しましょう。
たとえば、ジッパー加工やミシン目加工で開封しやすいつくりにする方法は、基本的なものですが、効果が期待できる手法です。
ほかにも、定形外の特徴的なサイズ感のダイレクトメールは、ほかのチラシや郵便物と比較して目立ちやすく、ターゲットの興味を刺激します。
また、ターゲットとの親和性があるという前提のうえにはなりますが、奇抜な色使いやインパクトのある視認性の高いデザインを用いることも、効果的な方法です。
さらには、ノベルティやミニサイズの試供品を特典として同封することで、見た目に立体感が生まれ、中身が気になるダイレクトメールとして仕上げるといった方法もあります。
DM(ダイレクトメール)発送のタイミングを工夫する
ダイレクトメールで効果を出すためには、発送のタイミングも重要です。たとえば、既存顧客に対して送付するダイレクトメールであれば、顧客情報を踏まえたうえで、顧客の誕生日やボーナス前などのタイミングでの送付がおすすめです。
また、法人に対して送付するダイレクトメールであれば、決算時期や予算の策定時期に合わせ、新しい商品やサービスに関心が向くようなタイミングでの送付がよいでしょう。
ダイレクトメールの内容が同じであっても、発送するタイミングによって、商品購入やサービス加入などの最終的な成果に差が生まれるのです。
DM(ダイレクトメール)のメリット
ダイレクトメールを発送するメリットは、顧客と対面せずとも、十分な量の情報を適切に与えられるということです。
たとえば、テレアポや訪問販売などほかの営業手法と比較して、ダイレクトメールは事前に掲載する情報を取捨選択でき、ターゲットにとって効果的な文章を練り上げられます。
特に、郵送タイプのダイレクトメールは、特典や試供品を同封できるため、ターゲットに対して明確なメリットを提示したうえで商品やサービスの訴求が可能です。
また、一方的にメールで情報を送付するメールマガジンと比較しても、ダイレクトメールは目に留まりやすく、より開封率が高い形態といえます。
さらに、デザインや見た目も自由に選べるため、より印象に残るよう、ターゲット層ごとにカスタマイズが可能です。
詳しいDM(ダイレクトメール)のメリットについてはこちらの記事を参考にしてください。
DM(ダイレクトメール)のデメリット
ダイレクトメールを発送することのデメリットは、作成に際して費用と時間がかかる点です。
ダイレクトメールは、デザインや形状に細部までこだわることが可能な反面、コストがかさむ傾向にあります。特に、ダイレクトメール作成を外注する際は外注費用が高額になる恐れもあります。
そのため、ダイレクトメールを検討する際には、具体的な予算を設定しておきましょう。
また作成開始から発送までに一定の期間を要するため、情報の更新頻度や流動性が高い事業には、向いていない場合もあります。
DM(ダイレクトメール)とSMSを併用する方法
続いては、既存のダイレクトメールにくわえて、SMSを利用したアプローチ方法を紹介します。
SMS(ショートメッセージ)は、携帯番号宛に短いテキストメッセージを送付できるサービスです。
SMSを利用して送付されたメッセージは、通常のメールや郵送などで送られたものと比べて、高い開封率が期待できるという特徴があります。
また、携帯番号さえわかれば送付できるという点も、SMSが優れている点です。以下は、SMSを利用してターゲットへアプローチする具体的なプロセスです。
SMSでターゲットへアプローチする流れ
ステップ➀ターゲットを絞り込んでリストを作成する
ステップ②ダイレクトメールの画像データを利用してLPを制作する
ステップ③SMSの本文と一緒にLPを送信する
ステップ➀ターゲットを絞り込んでリストを作成する
最初のステップは、ターゲットを絞り込んでリストを作成することです。
SMSを活用する手法においても、ダイレクトメールの場合と同様に、ターゲットを絞り込むことは非常に大切なポイントです。
具体的には、商品購入履歴や問い合わせ履歴をもとに、自社の商品やサービスに関心が高いと考えられる既存顧客をあらかじめ絞り込みます。
このように、ピンポイントなターゲットリストを作成することで、より大きな反響へとつながるのです。
なお、SMSから商品ページにアクセスがあった顧客や、問い合わせがあった顧客の情報を管理することで、今後の広報活動に有益なデータベースとなります。
参考記事
顧客エンゲージメントとは?目的や効果的なSMS配信を可能にする方法
ステップ②ダイレクトメールの画像データを利用してLPを制作する
続いて、ダイレクトメールで使用した画像データを活用しLPを制作します。
ダイレクトメールの画像データを活用することで、画像制作やデザイン制作にかかる工数とコストを節約することが可能となります。
ステップ③SMSの本文と一緒にLPを送信する
最終ステップとして、SMSの本文と一緒にLPを送信しましょう。
SMSにLPのURLを添付することで、ターゲットがLPを訪れる確度が高まります。
LPは、アクセスした訪問者が1つのページで必要なすべての情報を得られるため、ページ離脱率が低く、購買促進に効果的であるという特徴をもちます。
つまり、より多くのターゲットをLPへ誘導することが、最終的な成約数を向上させるための鍵ともいえるのです。
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DM(ダイレクトメール)の作り方を知り、効果的なアプローチを!
いかがでしたでしょうか?
本記事では、DM(ダイレクトメール)の作成の手段やポイント、メリット・デメリットのほか、SMSを併用したターゲットへのアプローチ方法を紹介しました。
ダイレクトメール作成のポイントとしては、ターゲットを絞り込むことや、興味を引くような内容を意識すること、また送付タイミングを工夫することなどが挙げられます。
本記事の内容を、より効果的なダイレクトメールの作成や、SMSを併用したターゲットへのアプローチの際にご活用いただけましたら幸いです。
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