人材業界でSMSが注目されている理由
電話・メールでのアプローチのハードルが上がっている一方で、電話番号情報だけで幅広い登録者・候補者へリーチすることができる点、心理的安全性から開封率が高くなるといった点により人材業界においてもSMS送信サービスが注目されています。
電話に出ない人も読んでくれるSMSの特徴は、その閲覧率の高さにあります。
2016年の情報通信白書によると、10〜30代の70%以上、また60代でも60%以上は「知らない番号からの電話には出ない」と回答しています。
一方で、受信したSMSを開封すると答えた人は84.3%でした。SMSは「登録者が電話に出てくれない」という課題を解決してくれます。
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スマホユーザーとの親和性が高い
人材業界でSMSが注目されている理由の2つ目は、スマホユーザーとの親和性が高いことです。
ここ数年でキャリアメールの利用率は激減しており、またGmailと合わせてもスマートフォンの連絡手段としてメールを使う20〜30代の割合は約30%にとどまっています(2016年情報通信白書)。
メールと比較して、SMSは受信件数が少ない点や迷惑フィルターがかけられにくい点などもSMSの開封率を高くしている要因であり、スマホユーザーにとってはメールよりSMSの方が親和性が高いといえます。
電話番号が顧客データとして蓄積されている
SMS送信に必要な情報は、電話番号のみです。電話番号は確実に候補者・登録者情報として取得する情報なので、顧客データとして蓄積されおり、新たに取得する必要がありません。
また、電話番号はメールアドレスと違って頻繁に変更されないため、宛先不明で戻ってきてしまったり、使用されていないメールボックスに埋もれてしまったりする懸念がありません。
登録要らずで幅広い層にリーチできる
電話やメールだけでなく、LINEなどのメッセージングアプリと比較してもSMSにはメリットがあります。それは、アプリのインストールや登録が不要な点です。スマートフォンを持っているユーザーなら誰でも閲覧できるので、幅広い年齢層の人にリーチできます。
顧客が望む情報を届ける方法について、より詳しく知りたい方はこのリンクがおすすめです。
人材業界におけるSMSの活用事例や方法
電話やメール、メッセージングアプリと比較してリーチ率・開封率が高いことで注目されているSMS。EC業界などにおいてセール情報の配信や督促で活用されているイメージがありますが、人材業界においては具体的にどのような場面で活用されているのでしょうか。
登録者データの掘り起こし
登録者の掘り起こしでSMSを利用することは有効です。
蓄積されている候補者・登録者のデータを利用して、現在仕事を探していないかSMSで確認するのに活用できます。反応があった人をアクティブな候補者・登録者として、マッチング率の高い仕事紹介につなげます。
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優良候補者・登録者に対しての連絡
SMSは新卒採用においても活用できます。例えば、会社説明会の案内を一斉配信機能を使って参加者全員に送ることができます。
事前キャンセルを防ぐためのリマインドにおいても、電話のように何度も連絡する手間が省け、連絡にかかる時間を削減できます。
スカウトメール
優良候補者にスカウトメールを優先的に送信することも有効な施策です。絶対に連絡を取りたい方には特別なオファーをSMSで送信することは効果的です。
メールによるスカウトメールも読まれなくなってきているので、逃したくない求職者にSMSを送信することでコンタクト率が向上する可能性があります。
開封率の低いメールの代わりに、SMSでスカウトメールを送信し、接点を獲得しましょう。
会社説明会のリマインド
会社説明会後の面接日程調整などもSMSで連絡することで、スムーズにやり取りが可能になります。
参加者に書いてもらった手書きのメールアドレスが読めなかったり間違っていたりすることで、メールが届かないといったリスクを防げます。
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人材サービスPORTERS(旧HRBCからSMSを送信する方法
多くの登録者や候補者のデータを管理・活用するために、人材紹介会社や人材派遣会社の業務で欠かせないのは管理ツールやシステムといったHRビジネスクラウドかと思います。
管理ツールやシステムを活用することで、複雑な業務フローを型化したり膨大な情報を一元管理したり、業務を効率化し生産性をあげることができます。そのような管理システムからSMSを配信できれば、さらに業務効率の改善が見込めます。
PORTERSのメール配信機能からSMS配信も可能
人材紹介会社や人材派遣会社が最も利用しているクラウド型の求職者管理・マッチングシステムのひとつがポーターズ株式会社が提供する「ポーターズ」です。2000社以上の導入実績のある、人材事業の基幹システムの最大シェアを誇るサービスです。
ポーターズは多くの便利な機能を有していますが、CM.comの「Mail SMS」というサービスを利用すれば、ポーターズから手間要らずでSMSを配信することも可能になります。
送り方は非常にシンプルです。ポーターズのシステムから設定することは何もありません。CM.comの管理画面で、ポーターズから配信したいメールアドレスを登録すれば、ポーターズからのメールとしてSMSが配信できます。
MailSMSの特徴
CM.comのMailSMSを活用するメリットをご紹介します。
利用方法が簡単
CM.comのMail SMSの特徴は、とにかく簡単であることです。サービスの機能や操作を覚えたり学習したりする必要がなく、ITに関する知識が薄い人でもとまどうことがありません。
CM.comの設定画面で送信元の情報を登録したら、いつも使用しているメールソフトからいつものようにメールを送信するだけです。
以下から、利用方法を確認していきましょう。
①CM.comの設定画面でメールアドレスを登録
・配信したいアドレスやドメインを入力する
・SMSで表示される送信者名を入力する
※アルファベットから始まる任意の英数字を3文字〜11文字まで自由に設定できます。
②PORTERSで設定
CM.comのMailSMSでメールアドレスの登録が完了したら、あとはPORTERS内でメールを送信するだけです。
送信はPORTERSのメールテンプレート機能を使って、SMSを送ることができます。多くの場合、求職者の掘り起こしやファーストコンタクトなど、各採用プロセスで利用することができます。
③メールの宛先を設定して送信
・宛先にSMSを送りたい相手の【国番号+電話番号+@mail-sms.com】を入力する(複数同時に配信可能)
・本文にテキストを入力する
※日本語・中国語は70文字、アルファベットは156文字まで送信できます。
・送信ボタンを押す
最低限のコストで試せる
MailSMSなら無駄なコストをかけずに簡単に始めることができます。初期費用、月額費用は一切かからず、SMSを送った通数だけ課金されるので、1通から安心して利用できます。
多くの企業様がまずは少ない通数から始めて、効果を実感してからSMS配信数を増やしたり、用途の幅を広げたりしています。
PORTERの利用企業でSMS配信するならMailSMS
人材業界でSMS送信が注目されている背景、具体的な活用方法、また管理ツールと連携したSMS配信サービスについてご紹介しました。
CM.comのサービスは従量課金制なので、とりあえず試しに使ってみることも可能です。
他社のSMS配信ツールと比較して、CM.comのMailSMSの利便性の高さをぜひ実感してみてください。