購買意欲の高い顧客とは
まず、購買欲の高い顧客という条件はどのような条件でしょうか。
条件は2つあると考えます。
そもそも顧客が商品サービス情報を知らなければなんの意味もありませんので、一つ目の条件は、こちらからの商品、サービス情報をきちんと認識していることが必要です。
さらにその商品・サービス情報を把握してもその内容に興味がなければ購買意欲は湧きませんので、二つ目の条件は、その提案に興味を持っていることになります。この二つを満たしていると購買意欲の高い顧客と言えます。
従来の営業電話やメール営業の効果がないのは顧客が情報を認識していないから
電話番号リストに対して電話をする、何万件のメールアドレスにメールを送信し反応を待つような手法は時代遅れです。
両者とも昔からある手法で慣れ親しんだ営業手法ですが、知らない電話番号からの電話は出ない人が増え、メールも受信数が多く、他のメール同様に受信ボックスに埋もれてしまうことで、そもそも企業が伝えたい内容を伝えることができていないので、提案内容を認識しているという条件の一つ目を満たせていません。
最適なタイミングで連絡を取る方法とは
商品やサービスに興味を持ってもらったとしても、その顧客と適切なタイミングで連絡が取れなければ意味がありません。
適切なタイミングとは、やはり購買意欲が最も高まる、商品・サービス情報を顧客が認識したときではないでしょうか。興味を持ったタイミングで営業やインサイドセールス担当者から連絡をすることです。
連絡手段はその時に顧客とすぐにつながり、営業トークや打ち合わせ日などの設定ができる方法がベスです。
CM.comの提供するITパッケージサービス「MMC(Mobile Marketing Cloud)」を利用すると、購買意欲の高い顧客判断し、最適なタイミングで購買意欲の高い顧客と連絡を取ることができます。
購買意欲の高い顧客と最適なタイミングで連絡が取れるMMC
ではCM.comのMMCでどのように購買意欲の高い顧客と最適なタイミングで連絡が取れるのでしょうか。
SMSを活用して購買意欲の高い顧客を確保
まずはMMCの機能の一つであるSMS配信ツールでSMS(ショートメッセージ)を送信し、購買意欲の高い顧客を確保するところから始めます。
すでに購買意欲の高い顧客の条件を挙げていますので、この条件をSMSがどのように満たすのかを見ていきましょう。
SMSの高い視認性で情報を認識してもらう
SMSは携帯電話宛に送信されるメッセージで、デフォルトでメッセージを受信すると携帯電話画面に通知が表示されます。
また、Eメールと比べて受信通数も少ないため、メールを受信すると受信者は気付きやすいのが特徴です。商品やサービス情報を送るとその情報に気づいてもらうことができますので、情報を認識できます。
SMSのURLのクリックをトラッキング(追跡)する
興味のある顧客である、と判断するにはSMSにURLを挿入し、その遷移先に詳しい商品やサービス情報を記載します。それにより、クリックをした人はもっと記載されている情報を知りたがっている方であると評価でき、企業側は興味を持っている顧客であると判断できます。
このように購買意欲の高い顧客が判断できたとしてもMMCでどのように最適なタイミングで連絡を取るのでしょうか。
CDPの自動配信機能(オートメーション機能)を活用し、ラクして最適なタイミングで顧客に連絡
MMCのCDP(カスタマーデータプラットフォーム)機能の中に自動配信機能(オートメーション機能)があります。この機能はある条件を指定すると、指定した媒体で通知などのメッセージを送信することができます。
この機能を活用し、顧客がSMSのURLをクリックすると、営業担当者のメールやSMSに通知を自動で送信する仕組みを作ることができます。
顧客がSMSの中のURLをクリックしたということは興味を持っている顧客であると判断できると前述しました。
その顧客に対してすぐに営業やインサイドセールス担当者から連絡をすることで、最も顧客の購買意欲が高いタイミングで顧客と接点を持つことができ、確度の高い商談や打ち合わせの設定をすることができます。
MMCを活用した事例
MMCのSMSと自動送信機能(オートメーション機能)を使って見込み客に迅速に連絡を取り、成功している事例をご紹介します。
ある人材紹介会社では候補者にお仕事紹介の案内メッセージと、URLのリンク先にお仕事の詳細を記載しSMSで送信しています。そのURLがクリックされると自動送信機能で営業担当者に通知がされ、担当者が携帯電話に架電し、面談日を設定しています。
何よりもSMSを開封した直後なので、受話率も高く、興味のある候補者に絞って連絡を取っているので面談設定率が高いと好評です。
購買意欲の高い見込み客とすぐに連絡を取るならMMCを活用しましょう
IT化社会になり、簡単な仕組みの構築でできることが増えてきています。MMCの中のSMSの配信も自動送信機能(オートメーション機能)も決して難しいものではありません。
ぜひ顧客とのやり取りの方法を一度見直してみてはいかがでしょうか。