法人向け海外SMS配信サービスなら世界199カ国に送信できるCM.com
海外SMSとは?
海外SMS(ショートメッセージサービス)は国際SMSとも呼ばれています。日本国内で送受信できるSMSと同様に、海外で契約をしている携帯電話宛にSMSを送信するサービスです。
個人の携帯電話からは、海外にSMSを送信できる携帯料金プランに加入し、携帯電話のショートメッセージのアプリから相手の国の国番号と、携帯番号を宛先に設定し送信します。
法人がSMSを個人の携帯に送る場合ではCM.comが提供するようなSMS送信サービスを利用することで海外顧客にメッセージの送信が可能になります。
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海外でSMSの利用は日本の約1800倍!
2019年の日本のSMS配信数が11 億通であったのに対し、アメリカのSMS配信数は2兆980億通でした。
また、人口が日本の3分の2程度のドイツでは80億通のSMSが配信されました。この数字から分かるように、今でもSMSが世界中で利用されています。
アメリカでは薬局のWebサイトに電話番号を登録するだけで、処方箋の準備完了通知を受けたり、定期的に服用している薬が切れてしまう前にリマインダーを受けたりできます。
その他には、駐車場使用時間の通知や駐車時間の延長申請をSMSで行えます。このように、SMSは人々の生活をより便利にしているのです。
世界ではSMS送信サービスで多くの企業や店舗が個人へSMSを配信すしていますが、なぜ日本ではあまり利用されていないのでしょうか?
海外はSMS、日本ではメール・LINEと利用ツールが異なる理由
海外では企業の利用でも個人間利用でもSMSが多く利用されており、日本ではあまり利用されていないのは、携帯のメッセージ文化の違いによります。
日本で携帯電話(ガラケー)の利用が拡大した当時から、SMSは存在していましたが当時のSMSは同じキャリア間でしか送受信ができず、1通ごとに料金が発生しました。
そのため、キャリアを跨いで送受信ができ、パケット通信を使用できる「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」 などのキャリアメールがSMSより利用されていました。
海外ではキャリアメールという文化はなく、テキストメッセージを送るためにはSMSが利用されていました。
スマートフォンが普及し始めると日本では「LINE」へとコミュニケーションの手段がシフトし、SMSは日の目を見ることはありませんでした。
一方、海外ではLINEのようなメッセージアプリの普及(WhatsAppやWechat)があっても、SMSは依然テキストメッセージツールとして利用され続けています。
このように、日本では以前はキャリアメール、今ではLINEがSMSの代わりに利用されているためにSMSの利用が少なく、海外ではSMSをメインのコミュニケーション手段として使用しているため、SMSの利用について大きな違いが生じているのです。
企業が個人に送る海外SMSの仕様について
SMSは日本ではあまり知られていないツールですので、法人が海外の個人携帯にSMSを送信する、海外SMSについて簡単な仕様をご紹介します。SMS認証やマーケティングのメッセージとしての一斉送信、通知などに利用されるケースです。
SMS送信ツールで世界中にメッセージ送信可能
SMSは、世界共通規格なので、SMS送信ツールで日本国内の方だけではなく、海外のユーザーに向けてメッセージを送信できます。送信したい相手の国番号と電話番号を変えるだけで技術的には199カ国に送信が可能です。
国ごとにルールが異なったり、利用申請が必要な場合も
技術的にはSMSは国番号と電話番号を変更すればどこの国にも送信ができるのですが、SMSが非常に汎用的なツールなため、国ごとにルールを設けている場合が多くあります。
近年、多くの国で、送信者名や本文の事前登録などが必要となっています。企業情報や英文の登記簿謄本などが必要となってくる場合もございます。
また、シンガポールなどでは現地法人がないとSMSが送信できない場合もありますので、各国のルールや申請手続きに関してはCM.comにお問合せください。
SMS送信ツールでは3つの送信方法から選べる
CM.comのSMS送信ツールでは海外SMSを3つの方法で送信できます。
1.管理画面から送信
オンライン環境さえあれば、PCからCM.comの管理画面にアクセスして、SMSを送信することができます。
携帯電話番号をCSVやEecelからアップロードしてリストに送信したり、直接入力して送信することもできます。
2.メールソフトから配信
国内のSMS送信の方法で最も人気のある、メールソフトやメール送信機能からSMSを送信する方法は、海外SMSでも可能です。
使い慣れたメール配信ソフトやCRMツールからメールと同じ要領でSMSを海外に送信することができます。
3.APIで送信
システムに組み込んで送信するという場合にはAPIでの連携が押すすすめです。
この場合にも国内でも海外でも同じ仕様で、それぞれの国の国番号と携帯電話番号さえ入力すればそれぞれ希望の国にSMSを配信することができます。
海外SMSの送信料金
海外SMSを送信する際に気になるのが費用です。配信先の国によってメッセージの送信単価が異なります。
国によっては1通あたり数円程度で配信できますが、1通あたり30〜50円などかかる国もございます。これはそれぞれの国のインフラ状況が経済状況が大きく異なるためです。
また、目的によっても価格が大きく変わる場合があります。通知利用なのか、マーケティング利用なのか、認証利用なのかで到達率にも差がありますので、詳しい価格などは配信希望国と目的を具体的にCM.comにお伝えいただき、ご質問ください。
到達率を高めるなら、SMS とWhatsAppの併用が最適
各国のルールによって送信することができなかったり、インフラの影響で到達率が低くなってしまったり、SMSを確実に送信することが難しい場合があります。
訪日外国人観光客にはSMSは届きづらい
特に近年では訪日観光客が増え、多くのインバウンドをターゲットにした事業者が海外の訪日観光客に対してSMSを送信したいというニーズが増えています。
例えば、予約の確認メッセージや、ホテルやレンタカー、レストランなどのリマインダー、サービスのログインの認証などが主な利用用途になります。
しかし、ニーズ増加の一方で、実は訪日観光客が訪日している間にはSMSが届かない可能性が高いのです。
SMSは国外にいるときは滞在先のsimカードを利用するか、携帯電話の海外ローミングをしていないとSMSは受信できません。海外ローミングとは国内の利用している携帯電話会社と連携している現地の電話会社のネットワーク網を利用して国外でも利用できるようにすることで、電話を受信する原理と同じです。
一般的に訪日外国人の多くは訪日中にsimカードの利用や海外ローミングをせずに、wifiを利用していると言われています。wifiを利用するとSMSを受信をすることができません。そのため訪日外国人にSMSを届けるのは困難だとされています。
WhatsAppの利用でSMSが届かない場合でもメッセージを届けることができる
ではSMSを届けることができない場合に、どのような手段が有効なのでしょうか。
おすすめなのが、世界で20億人が利用していると言われているメッセージコミュニケーションアプリWhatsAppへのメッセージの送信です。
WhatsAppはSMSと異なり、アプリをダウンロードして利用する個人と個人のコミュニケーションアプリになります。
インターネット接続で利用するので、wifi環境下での携帯電話にもメッセージを届けることができます。さらにWhatsAppは携帯電話番号宛に送信するので、SMSと親和性が高いのも特徴です。
SMSが到達しない場合に、WhatsApp,またはその逆などそれぞれの欠点を補う形で利用するとメッセージの到達率を高めることができます。
企業がWhatsAppを送信するならWhatsApp Businessで公式アカウントを取得
企業がWhatsAppを送信する場合には、WhatsApp Businessを利用します。WhatsApp Businessは起業用のサービスで、公式アカウントを取得して、そこからメッセージを届けたいユーザーに対して送信します。
CM.comではSMSとWhatsApp Businessを同じ管理画面から、同じAPIから送信し、SMSが届かない場合にWhatsAppで送信するなどの自動選択も可能です。基本的には海外SMSを利用し、届かない場合にはWhatsAppを利用する場合などに最適なツールを提供しています。
海外SMS送信サービスならCM.comにお任せ!
海外では日本よりはるかに多い通数がSMSで日々配信されています。自国内向けのマーケティングとして、SMSを活用し、商品やクーポン券の配布、販促などが頻繁に活用されています。
近年ではWhatsApp BusinessでWhatsAppにもメッセージを届けることができます。CM.comが提供するSMS配信サービスはとても簡単です。簡単なだけでなく世界各国にメッセージを配信できるため、取引先やターゲット群に合わせた送信を実現できます。また、WhatsApp BusinessにもSMSと同じ配信ツールで送信することができ、非常に使い勝手が良いです。
CM.comは世界24ヶ国25ヶ所に事業所を構え、199カ国にSMSが配信できます。年間60億通以上のメッセージを配信しており、世界中のSMS活用事例を保有しています。
海外へSMSの配信をご検討の際は、ぜひ一度お問い合わせください。