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2023年1月4日
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メルマガのコンバージョン率をあげるには?開封率・クリック率も改善しよう

メルマガのコンバージョン率(CVR)が上がらないと悩んでいるマーケティング担当者も多くいるのではないでしょうか。 コンバージョンは、メルマガにおける最終目標であり、売り上げに直結する指標です。そのため到達率や開封率、クリック率も逆算し、ひとつずつ課題を解決していく必要があります。 今回は、メルマガのコンバージョン率を高めるために、段階を追ってポイントを紹介します。

CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

HTMLメールとLPの連携でメルマガ効果を最大化するEメール配信サービス

メルマガのコンバージョン率とは?

メルマガのコンバージョン率(Conversion rate/CVR)とは、メルマガの配信数に対して「目標とする行動を完了した読者の割合」です。

例えばメルマガから期待する受信者の行動目標は、メルマガ本文を経由した商品購入、サービスの問い合わせ、資料請求などが一般的ですが、サービスや商品、メルマガの目的によって異なります。

そのため、良好なコンバージョン率はコンバージョンとして設定した目標の種類や事業のフェーズなどによって異なり、平均値を追うことにあまり意味はありません。

行動目標の設定において、一番良い方法は、現在の自社のメルマガのコンバージョン率よりも高い数値を目標にすることです。もしくは、売上や利益率など、メルマガのコンバージョン率の先にある目標から逆算して設定するとよいでしょう。

メルマガのコンバージョン率の計算方法

メルマガのコンバージョン率は、企業が顧客(受信者)にメルマガを配信に対して、目標とする行動を顧客が実行した数をメルマガの配信総数で割ることで算出します。

業種業態や目標の種類で平均のコンバージョン率は異なりますが、目標数値の目安としては1%に設定すると良いでしょう。

算出方法は以下のようになります。

コンバージョン率 = コンバージョン数 ÷ メルマガ配信総数 × 100(%)


たとえば、メルマガの配信総数が1,000通で、コンバージョン数が13件だとします。この場合のコンバージョン率は、「13件÷1,000通×100(%)=1.3%」です。

1.3% = 13件 ÷ 1,000通 × 100(%)


なお、メルマガに挿入するURLにコンバージョン計測用のパラメータを仕込むと、Googleアナリティクスによるメルマガのコンバージョン率を計測できます。

目安となるメルマガのコンバージョン率とは?

メルマガのコンバージョン率の目標は、クリック率の10分の1あるいは1%前後が目安だとされています。

たとえば、メルマガのクリック率が5%であれば、コンバージョン率の目標値は0.5%ということになります。

ただし、コンバージョン率の数値は業界や業種、商材の単価などによって異なるので、この限りではありません。

売上目標を達成できるコンバージョン率を導きだしたうえで、その数値を達成できるような適切な施策を講じることが重要なのです。

メルマガの到達率を改善し、コンバージョン率を上げる方法

メルマガのコンバージョンは、読者に求める最終行動であるため、コンバージョン率を高めるには段階を踏み、課題がある箇所を改善していく必要があります。

ただし、メルマガの効果測定をする場合は、まずはコンバージョン率の分析から始めましょう。なぜなら、コンバージョンがメルマガにおける最終目的だからです。

コンバージョンから逆算して、開封率やクリック率などの効果分析をしなければ、目的を失った手段の改善に陥ってしまいます。なお、コンバージョン率の目安は、クリック率の10分の1程度と言われています。

メルマガの到達率を改善する方法

まず、検討したいのはメルマガの到達率です。到達率は「配信したメールの到達数 ÷ 配信総数 × 100」で算出される1つの指標です。

メルマガの到達率が低ければ、基準となるコンバージョン率を確からしい数字で示すことが難しいため、メルマガの到達率は「ほぼ100%」を維持するのが基本です。

到達率に問題がある場合は、以下のような対策で改善を試みましょう。

信頼性の高いドメインの使用

企業として適切な差出人情報の設定及び、信頼性のある送信元ドメインを利用してメール配信を行うようにしましょう。

不達メールアドレスのスクリーニング

無効なメールアドレスにメルマガを送り続けると、ISPのフィルタリングに引っかかりやすくなってしまいます。定期的にエラーアドレスを排除することで対策可能です。

複数IPからの分散配信

同一IPから大量にメルマガを送るとISPからスパムメール判定されやすくなります。メルマガ配信ツールを使うなど、IPを分散して配信することで対策できます。

また、有料で提供されるメールアドレスリストには、ISPが作成したメールアドレスが含まれている可能性が高いため、業者からメールアドレスリストを購入するのは避けましょう。

SPF・DKIM・DMARC対策を実施

送信したメールが間違いなく送信元の企業ドメインであることを証明するために、SPF・DKIM・DMARC対策を行うことは企業でメールマーケティングを行うために必須です。

基本的にはメールで利用するドメインを登録するDNSレコードにTXTレコード、指定の値、DMARCポリシーなどを手順に従って設定することで、利用できるようになります。

対策することで、信頼できるドメインとして認知されるので、きちんと設定して配信するようにしましょう。

メルマガの開封率を改善し、コンバージョン率を上げる方法

メルマガの開封率は「開封数 ÷ 配信総数 × 100」で算出されて、配信したメルマガのうち、どれくらい開封に至ったのかを示す指標です。

メルマガの平均開封率は、業界や取り扱う製品によって異なりますが、一斉配信ならばおおよそ20%を下回る程度です。

開封率を改善するには、以下の要素を対策する必要があります。

  • メルマガ配信時間

  • メルマガのタイトル

  • 差出人名

  • 本文構成

  • リストのセグメント

  • 迷惑メール対策

開封率向上を目指すなら件名(タイトル)を改善する

上記の中で開封率をあげるためにもっとも重要なのは、メルマガの件名でしょう。なぜなら受信者の目に初めに留まるものであり、一瞬で開くか削除するか判断されるからです。

魅力的な件名にするには、以下の要素を検討してみましょう。

  • 具体的な数字を入れる

  • 緊急性や特別感を持たせる

  • 名前などを入れて、件名をパーソナライズする

  • 文字数を30~35文字程度に納める

  • 件名と合わせてプリヘッダーテキストも活用する


メルマガのクリック率を改善し、コンバージョン率を上げる方法

メルマガのクリック率とは、開封されたメルマガのうち、メルマガに記載されたURLがクリックされた割合を示し、「クリック率 = クリック数 ÷ 開封数 × 100」で算出されます。

また、この指標は「CTOR(Click To Open Rate)」やクリックスルー率(CTR)と呼ばれることもあります。

多くの場合、最終目標であるコンバージョンポイントは、クリック先のサイトページになります。そのため、メルマガの内容は思わず先に進みたくなるように誘導することが大切です。

クリック率を高めるポイントは以下です。

  • ファーストビューにCTAボタンを設置する

  • CTAボタンが目立つようにHTMLメールでデザインを入れる

  • リンク先との役割を分担し、メルマガに情報を詰め込まない

  • シンプルな導線設計を意識する



もちろん、クリック率を高めるには、もっと情報がほしくなるようなコピーライティングのスキルが必須です。到達率、開封率、クリック率が改善されれば、最後に取り組むのは、コンバージョン率の改善です。ただし、これはメルマガの内容というよりは、遷移先のページの改善になります。

もちろん、遷移元であるメルマガの情報やイメージを統一することも大切です。コンバージョン率を改善する方法は何をコンバージョンとするかによって変わりますが、ポイントを2点紹介します。

チェックアウトプロセスを見直す

チェックアウトプロセスとは、読者がコンバージョンを完了させるためにWebサイト上で行う申し込みや、決済手順のフローのことです。

チェックアウトプロセスを見直すことで、途中離脱を防ぎ、コンバージョン率アップにつながります。

WebサイトをGoogleアナリティクスで分析し、フォーム入力で離脱しているユーザーが多い場合は、チェックアウトプロセスを見直してみましょう。

お問い合わせ、お申し込み、商品の購入の場合、フォームへの入力作業が分かりやすくストレスを与えないことを確認してください。入力項目は必要最低限の数にとどめるなど、できるだけフォーム入力の手間を少なくしましょう。

A/Bテストを実施する

A/Bテストは、コンバージョン率以外にも、開封率、クリック率をあげるために有効な手段です。2種類以上のメルマガを作成し、適切にセグメントした配信リストをランダムに分けてメルマガを送信します。

A/Bテストで比較検討する要素には、件名・送信者名・送信日時・メインコピー・アイキャッチ画像・CTAボタンのテキスト・CTAボタンの位置・CTAボタンのデザイン・CTAボタンの数など多くありますが、一度のテストにつき、1つの要素だけを変更するようにしましょう。複数の要素を変更してしまうと、何が効果的だったのかを特定するのが難しくなります。

A/Bテストの結果は、毎回必ず記録をつけておき、継続的にメルマガを最適化することが重要です。テストを重ねることで、コンバージョン率を高めるためのベストな方法を確立することができるようになるでしょう。

コンバージョン率アップには成果の上がるメルマガ配信ツールの活用を!

コンバージョン率を上げるためには、CM.comが提供するEメール配信システムとランディングページ(LP)を連動できるメルマガ送信ツールを利用することをお勧めします。

CM.comのメール配信システムの機能

CM.comが提供するメール配信システムの機能は以下となります。



HTMLメールの作成

HTMLやCSSなどの専門知識不要で誰でも簡単にHTMLメールを作成することができます。作成方法もドラッグ&ドロップで画像やボタン、テキストの位置を設定するだけなので、とても簡単です。

テンプレート作成

自社用に作成したデザインやニュースレーターのテンプレート(定型文)として作成することができます。複数のパターンを保存することができ、配信業務を効率的に行えます。

顧客情報差し込み

配信するメルマガの本文に自動で氏名や会社名を差し込むことができます。〇〇様と1つずつ入力することなく顧客データを機械的に自動挿入した形で登録した情報と合わせて配信できます。

ABテストや効果測定

2つの異なるメルマガを用意して、どちらが効果的な配信であるかを測定することができる機能です。

ランディングページ作成機能

CM.comのメール配信ツールに付属しているLP広告作成ツールを利用することで、メルマガと一緒にランディングページ(LP)を配信することができます。

このツールで制作するLPもドラッグ&ドロップで作成できるため、誰でも簡単にLPやフォームを作成することができます。

このLPをメルマガ配信時のコンバージョンポイントに設定すれば、顧客情報が入った状態で送信できるため、顧客が氏名や電話番号、メールアドレスなどを入力する手間がなくなり、コンバージョン向上が見込めます。

顧客接点獲得に向けてメルマガのコンバージョン率を改善しよう!

メルマガのコンバージョン率を高めることはメルマガの最終目的ではありますが、メルマガ自体がひとつの手段であり、事業の最終目的ではありません。

メルマガによるマーケティングでどのくらいの効果を得たいのか、適切な目標を立てたうえで、ひとつずつボトルネックを解決していきましょう。

これらは配信したメルマガのコンバージョンを上げるために必須の機能です。顧客向けに定期的なメルマガ施策を行っているなら、今すぐにでも導入をしましょう!

そのほかにもEメールとSMS送信を組み合わせたり、自動ステップメールの配信などコンバージョンを上げるためにさまざまな機能を備えておりますので、是非ご検討ください。

メルマガのコンバージョンを上げるなら、CM.comのメール配信サービスの利用を!

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マーケティングチーム

CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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