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2023年4月11日
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メルマガ集客にLPは必要?メリット・デメリットを紹介

メルマガ集客を実施していると「より多くの顧客からの反応を得たい」「集客力を高めたい」という悩みが出てきた方も多いかもしれません。そのようなときは、LP(ランディングページ)を活用すると、メルマガ集客の効果を高められます。今回は、LPとはどのようなページなのか、またメルマガ集客にLPを活用するメリット・デメリットを紹介します。 自社のメルマガ集客の手法を模索しているご担当者様は、ぜひ最後までご覧ください。

CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

LPとは?

LP(Landing Page)とは、企業のホームページと別に作成する単一のページで、アクセスしたユーザーの行動を誘導するのに特化した縦長のページのことです。

近年、LPは、スマートフォンと親和性が高いという理由で注目されています。縦長の画面のスマートフォンで、Webページを見る際は、下にスクロールしながら閲覧していくからです。

LPの目的は、ユーザーに行動を促してコンバージョンを達成させることです。ユーザーに促す行動には、以下のような種類があります。


LP内でユーザーに促す行動

  • 商品の注文

  • サービスへの申し込み

  • 無料サンプルの注文

  • 無料体験版への申し込み

  • 見学会などイベントの予約

  • 問い合わせ

  • 資料請求・ダウンロード

  • メルマガの登録



このように、スマートフォンを閲覧する自然な動きと、LPの縦長のページの構成が一致するので、ユーザーに上記の行動を訴求しやすくなります。

メルマガ集客でLPを活用するメリット

まずは、メルマガ集客でLPを活用すると得られる2つのメリットを紹介します。

メリット①離脱率を改善できる

LPのメリットは、コンバージョンにつながるページ以外へのリンクがないので、離脱率を抑えられるという点です。

Webページには、会社案内や企業理念、商品やサービスの紹介、採用情報など、いくつものページへのリンクが設置されています。

ほかのページへのリンクが多いと、サイト内の回遊率は上がる一方で、ユーザーの離脱率が高くなってしまうのが難点です。

一方で、LPは、商品の注文や資料請求といった、行動を促すのに特化したページなので、設置するリンクは、申し込みや問い合わせにつながるページに限定されています。

このように、LPはより多くのユーザーを注文や問い合わせフォームに誘導できます。

メリット②必要な情報を1ページで伝えられる

LPは1ページで完結するので、伝えたい情報が集約されており、多くのユーザーに行動を促す効果が期待できます。

ユーザーに商品の注文などのアクションを起こさせるには、商品やサービスに対する理解を深めてもらわなければなりません。

Webページでは、ユーザー自身で商品の情報や注文フォームを探す必要がありますが、LPでは、画面を下にスクロールして読み進めていくだけで必要な情報を手に入れられます。

商品やサービスへの理解が自然と深まるので、メルマガにLPのリンクを添付すると、集客効果の向上が見込めます。

関連リンク

メルマガ集客とは?メリット・デメリットも詳しく解説



メルマガ集客でLPを活用するデメリット

メルマガ集客でLPを活用すると、メリットだけではなくデメリットも生じます。ここでは、その2つのデメリットを紹介するので、メリットと合わせて確認してみてください。

デメリット①直帰率が高くなるリスクがある

LPには、ユーザーが最初にアクセスしたページのみを閲覧して、離脱した割合を指す、直帰率が高くなるというデメリットがあります。

LPの特性上、申し込みなどにつながるページ以外のリンクは、できる限り排除してつくられており、注文フォームに遷移しなければ、ユーザーはページから離脱します。

つまり、LPでは注文を行うか直帰するかの2択なので、Webページよりも直帰率が高くなるという点を念頭に置いておきましょう。

また、LPは縦長の構成なので、途中で飽きてしまい、ユーザーが離脱することも懸念されます。

デメリット②制作にコストがかかる

制作にコストがかかるという点も、LPをメルマガ集客に活用するデメリットとして挙げられます。「LPは1ページで完結するので、簡単につくれそう」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、効果的なLPを作成するには、情報の見せ方を含めたデザインや、問い合わせフォームのボタンの配置といったノウハウが必要です。

社内にLP制作の経験者がいない場合は、制作会社に委託することになります。

制作費の相場は、1ページあたり10万~60万円程度です。完成後の細かいデザインの変更や、スマートフォンの閲覧に最適化させたLPの作成には、追加で費用がかかります。

このように、LPの制作にはコストがかかるので、費用対効果を考えたうえで、LPの制作を依頼しましょう。

メルマガに活用するLPを作成する際のポイント

LPをただ作成するだけでは、メルマガ集客の効果を高められません。せっかく完成しても、効果が期待できないのであれば、制作費が無駄になってしまいます。

そこでここからは、メルマガに活用するLPの作成時に押さえておきたい4つのポイントを紹介するので、参考にしてみてください。

ポイント①ユーザー目線を心がける

LPを作成する際には、ユーザー目線に立つことを忘れてはなりません。LPにアクセスしたユーザーは、少なからず商品やサービスに興味を持っていると考えられます。

ユーザーが求めている情報を適切に提供すると、ユーザーの関心が高まるので、商品の注文や資料請求といった行動につながります。また、ユーザーにとっての利益や恩恵であるベネフィットを重視することも、つねに心がけましょう。

ユーザーは、商品やサービスの特徴を知りたいのではなく、それらを利用することで得られるベネフィットを求めているからです。LPの作成時には、商品やサービスの利用によって、ユーザーが得られるものを記載することを意識してみてください。

ポイント②わかりやすいフォームを作成する

LPで魅力的な情報が提供できていても、注文や問い合わせフォームが最適化されていないと、ユーザーの行動にはなかなかつながりません。

ユーザーが、メルマガ内に記載したLPから申し込みフォームに遷移しても、フォームが入力しづらいと途中でやめて、最終的にページから離脱してしまいます。ユーザーに行動を起こさせるには、使いやすいフォームの作成が必要です。

たとえば、ユーザーの名前や住所などの個人情報で、メルマガ登録時にすでに取得しているものは自動でフォームに反映したり、必須と任意の項目を明示したりする方法もあります。入力内容に困らないように、入力例を併記するのも1つの手段です。

フォームの入力内容をできるだけ簡素化し、ユーザーの負担を軽減することで、注文や問い合わせに対する心理的ハードルを下げていきたいところです。

ポイント③ユーザーの行動につながりやすい構成を考える

LPの構成は、ユーザーの背中を押せるかどうかという観点で考えなければなりません。LPの目的は、フォームからの注文や問い合わせなど、コンバージョンを達成させることです。

ページを開いてから読み終えるまでの構成を見返してみて、最後まで読むと商品の注文や資料請求につながるような内容になっているのかを確認する必要があります。

適切な構成をつくるには、自社の商品やサービスを訴求するターゲットの選定が必要です。性別や年齢、職業、居住地域、興味関心など、ターゲットの属性を明確にしたうえで、構成を作成していきます。

初めてLPを作成する場合は、競合他社を参照したり、テンプレートを活用したりするのもよいでしょう。

ポイント④更新しやすいページを作成する

LPは一度作成したら終わりではなく、ユーザーの反応を見ながら、ページの改善を繰り返す必要があります。

LPの作成を委託している場合、デザイン性を重視しすぎたり、複雑な構造で設計したりすると、制作会社に毎回依頼することになりコストがかさみます。

変更のたびに依頼する工数も増えるので、ページの改善もなかなか進まず、効果的なアプローチにつながりません。

ユーザーの反応をもとに分析と改善を繰り返すために、社内の担当者でもページを更新できるような、簡単なページの設計になっているかを確かめてみてください。

メルマガ集客でLPを活用する際のコツ

メルマガ集客でLPを活用する際に、効果を高めるにはメルマガからLPにどれだけ誘導できるのかが重要です。こちらでは、メルマガ集客でLPを活用する際に意識しておきたい5つのコツを順序立てて紹介します。

コツ①CTAボタンに工夫を凝らす

メルマガ内に記載したLPからコンバージョンを達成させるには、CTAボタンに工夫を凝らします。

CTAボタンは、クリックするとLPに遷移し、メルマガの読者に商品の注文や資料請求などの行動を促すためのボタンです。

メルマガを読んでいる顧客が「商品の詳細を知りたい」「資料をダウンロードしたい」と思うタイミングで、すぐにクリックできる場所にCTAボタンを設置しておきましょう。

より多くのコンバージョンを達成させるには、CTAボタンのデザインやテキストを意識するのもポイントです。

CTAボタンをクリックすると何が起こるのかを具体化することや、認知しやすいような色やサイズでのデザインを実施すると、より多くの顧客の行動を促進できます。

コツ②顧客情報と連動させる

メルマガを配信する顧客情報と、LPの内容は連動させなければなりません。ターゲットになる顧客には、性別や年齢、職業、居住地域、趣味といった属性があります。

属性によって興味や関心は異なるので、全員に同じ内容のLPを表示させても、コンバージョンはそれほど期待できません。

メルマガを配信する顧客の属性とニーズに合わせたLPをそれぞれ作成すると、集客力をより一層高められます。

コツ③ファーストビューを考慮する

メルマガ集客で効果的にLPを活用するには、LPのファーストビューの作成にも重点を置きます。

ファーストビューは、顧客がページにアクセスしたときに、最初に表示する内容、いわば「LPの顔」となる部分です。

顧客は、わずか3秒でそのページを読むかどうかを判断するといわれているので、まず目に入るファーストビュー次第で、離脱率が変わるといっても過言ではありません。

ファーストビューには、商品やサービスのもっとも伝えたい魅力を盛り込んだうえで、メルマガの読者の興味を惹きつけるような内容を表示します。

メルマガからLPに遷移した瞬間のインパクトも重視し、顧客が続きを読みたくなるようなファーストビューの作成を心がけましょう。

コツ④ベネフィットをわかりやすく記載する

メルマガに活用するLPの作成時には、商品やサービスの利用によって顧客が得られるベネフィットもわかりやすく記載します。

情報を簡潔に並べることで、顧客が3秒でLPを読むかどうかを判断するとしても、ベネフィットが印象に残りやすくなるからです。

たとえば、ダイエットしたい方に向けた、サプリメントを紹介するLPを作成するとしましょう。

文章だと「私も以前は太っていましたが、運動は無理だとあきらめました……でもこのサプリメントを飲んで、2か月ほどで体重が減っていきました」といった記載方法が一般的です。

箇条書きにすると「・運動神経に自信がなくてもOK・2か月で結果が出る」と要点を押さえた記載ができるので、顧客にベネフィットを把握してもらいやすくなります。

メルマガを読んでいる顧客の印象に少しでも残るように、商品やサービスのベネフィットの記載方法にも、工夫を凝らしてみてください。

コツ⑤ABテストを実施して効果測定する

より確度の高いLPを作成し、コンバージョンの最大化を目指すには、ABテストの実施も欠かせません。

ABテストは、異なるメルマガやLPを用意して同じ条件で配信し、どれがユーザーの反応を得られるのかを確かめるテストです。

仮に、LPのリンクをメルマガ内に設置する場合、以下の項目を変更してABテストを実施します。


LPのABテストで比較する項目

  • メルマガのタイトル

  • メルマガの本文

  • ファーストビューのキャッチコピーやメッセージ

  • ページのタイトルのキーワード

  • CTAボタンの位置

  • CTAボタンのデザインやサイズ、テキストの内容

  • フォームの入力内容


複数のパターンのLPを、メルマガ内に設置したうえでそれぞれ配信し、コンバージョンや費用対効果を比較します。

ABテストの効果測定を繰り返し、改善していくと、顧客の反応がよいメルマガやLPを作成できるので、より多くの顧客の行動を見込めるでしょう。

メルマガとSMSの配信にはLPを活用してコンバージョンを上げよう

「メルマガを配信するユーザーに合わせてLPを作成したいけど、コストを削減したい」「SMSでは、情報を伝えきれない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方は、CM.com Japanが提供する、MMC(Mobile Marketing Cloud)の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

MMCは、メルマガやSMSの配信に特化したマーケティングツールです。1つのシステム内で、メルマガとSMSの両方を配信でき、コーディングなどの専門知識がなくてもLPの作成が可能です。

社内に経験者が在籍していない場合でも、簡単にLPを作成できるので、制作費の削減につながります。

メルマガを配信するユーザーの属性や反応に合わせて、LPの作成や改善を行えば、より多くのユーザーの行動を促して、コンバージョンを上げられるでしょう。

SMSにLPを遷移先として用意すれば、文字数制限に悩まされることなく、商品やサービスの魅力を伝えられます。

メルマガやSMSを配信するターゲットごとに、最適化したLPの作成も簡単に行えます。今よりもコンバージョンを上げたいとお考えの方は、ぜひ試してみてください。

メルマガ集客にLPを活用してより多くのユーザーの行動を促そう

いかがでしたでしょうか?

LPは、アクセスしたユーザーの行動を誘導するのに特化した、縦長の構成のページです。商品の注文や資料請求といった、コンバージョンを達成させることを目的としています。

リンクが限定されているので離脱率が低いことにくわえ、1ページに商品などの情報が集約されていて、多くのユーザーの行動を促す効果が期待できます。

ABテストなどによって反応を見ながら、ページの改善を繰り返すと、より多くのコンバージョンを見込めるでしょう。

CM.com では、メルマガやSMSの配信に特化したマーケティングツールを提供しています。

LPも作成できるので、費用対効果の高い配信サービスをお探しのご担当者様は、お問い合わせください。

メルマガ配信でお困りの方はCM.comへお問い合わせください。

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CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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