確実にメッセージを届けるならCM.comのSMS配信サービスを利用しよう!
SMS(ショートメッセージ)とは
SMSとは、Short Message Service(ショートメッセージ/ショートメールサービス)の略で、宛先に互いの携帯電話番号を使って、やりとりができるサービスのことです。
電話番号があれば、メッセージのやりとりができるわけですから、スマホや従来の携帯であるガラケー、フィーチャーフォン、らくらくフォン、格安SIM端末など、キャリア関係なく使えます。
SMSは数あるメッセージチャネルの中でも、圧倒的な開封率の高さが特徴的で、その確率はおよそ80%にも及びます。
即時的にメッセージを読んでほしいときや、必ず確認してほしい内容はSMSで送るのが効果的です。
企業から個人・企業の取引先に向けて配信する場合は、CM.comが提供するSMS送信サービスを利用して、メッセージを届けることができます。
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企業がSMS(ショートメッセージ)を送れない原因
上述するように、企業がSMSを送信する場合にはSMS送信サービス事業者の提供するSMS送信サービスを利用します。
携帯から携帯に対してSMSを送る場合と異なり、企業がSMS配信サービスを利用してSMSを配信する場合には携帯から配信する通信網と異なるネットワークを利用している関係で、SMSを配信できない事は実はよくあることです。
ここからは送信者側に起因する、SMSが届かない、送れない原因について解説します。
文字数がオーバーしている
SMSを配信できない理由の一つが、文字数がオーバーしている場合です。
2019年以降、SMSで送信できる文字数は最大670文字。文字数はキャリアによって多少差があります。
またスマホや携帯の機種によっては、最大70文字しか受け取れない場合もあり、その場合は受信側のキャリアや機種を確認する必要があります。
宛先の電話番号が間違っている
SMSは電話番号宛にメッセージを送るものですので、そもそも宛先の電話番号が間違っていると、SMSが送信できません。
メールアドレスとは異なり、番号の羅列の場合間違って登録してしまう人も多いようです。
間違った電話番号にメッセージを送ってしまうと、知らない人に自分の電話番号が知られるリスクや、メッセージを読まれて個人情報の漏洩にも繋がりかねません。
電話番号を間違えてしまうことへのリスクは大きく、送信前は必ず電話番号が合っているのか確認することが大切です。
企業アカウントからSMSを送信した後は、配信結果確認サービス、メッセージログで確認することができます。
到達率の悪いルートからSMSを送信している
海外にSMSを配信するケースでよく生じるケースですが、SMSが到達率の悪いネットワークから配信されてる場合があります。
その場合は、利用している法人サービスの担当者に到達状況やルートの不具合がないか確認してもらいましょう。
受信側でスパムフィルターで受信ブロックをしている
携帯端末によっては全SMSを受信拒否できる端末があります。この受信ブロックは自身でコントロールできるため、操作ミスで拒否設定リストに追加され、受信できないケースも多く存在します。
また、SMSではなく、海外SMS(国際SMS)を拒否するという設定も存在します。この場合には国際SMSを利用して法人が配信する場合のSMSの受信を端末側で拒否しますので、送信側が国際SMSを利用している場合には端末は受信することができません。
補足:海外SMS(国際SMS)とは
海外SMS(国際SMS)とは送信者名をアルファベットで表示して送信されるSMSのことです。海外網を経由して送信されるので、国際SMSや国際ルートと言われています。
国際SMSでのブロックをあらかじめ回避するには送信者名を電話番号で表示する国内ルートをご利用ください。
CM.comの海外SMS送信サービスはグローバル企業の強みを生かし、世界196カ国に配信でき、世界中の到達率の良いルートの利用が可能です。
SMSが受信できない端末に送信している
基本的にはどの端末でもSMSを受信することができますが、格安SIM携帯の場合にはオプションでSMS機能を申し込んでいないとSMSを受信することはできません。
ただ、現状LINEなどのコミュニケーションアプリや多くのインフラ系サービスは利用開始の際にSMS認証を必須としているので、多くのユーザーはオプションに加入しています。
受信端末の通信環境の不具合が発生している
個人間のコミュニケーションでは気軽にメッセージを受け取れるサービスとして認識されていますが、インフラやサーバーの問題により、SMSが届かない、送ることができないなどします。
問題が発生した場合、特にSMSはLINEやアプリのようにネット回線を介して送ることができないので、モバイル通信(電話回線)がつながりにくいと、その影響でSMSが届かないこともあります。
受信端末の通信エリア外・機内モードがオンのまま
基本的に各キャリア端末(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天・LINE)が提供している通信ネットワークの範囲外もしくは電波が届かない圏外では送受信することができません。
これはWi-Fiが繋がっていたとしても、送受信どちらも利用は不可能です。また手動でデータ通信をオフにできる「機内モード」でも受信はできません。
キャリア側がブロックをしている
近年、迷惑SMSが多発し、ソフトバンクが2022年6月に迷惑SMS対策機能の提供を開始しました。
なりすまし迷惑SMSや本文にURLが含まれているSMSを受信者が設定いより拒否できるようになる他、AI技術を用いて送られてくるSMSを迷惑SMSかどうか判断し、キャリアが自動で拒否をする機能です。
これにより自発的に設定をしていなくてもキャリアがSMSが迷惑メールとして拒否されることも考えられます。
参考:各キャリアの迷惑メールの防止方法
受信端末のメモリ不足やデータ量の超過
長年使用していると気づかぬうちにデータ容量のメモリ不足となり、受信することができないケースがあります。
例えば、スマホアプリや写真、動画ファイルの使用要領を超過しているとSMSを受信することができません。
電波の状況や機内モードで受信ができない場合はメモリの容量をも合わせてチェックしてみましょう。
SMSの受信側・送信側のそれぞれが確認しておきたいポイント
ここでは、SMSを送信する企業と受信するユーザー側、のそれぞれが、今一度確認しておきたいポイントをお伝えします。
受信側
企業がSMSでメッセージを正常に送信するために、受信側であるユーザーや顧客に下記ポイントを確認しておきましょう。
受信側が確認しておきたいポイント
電波状況
キャリアごとの受信可能エリア
着信拒否設定の有無
携帯番号
電波状況および受信可能エリアに滞在していない、あるいは登録されていない番号からの着信拒否設定がなされていると、送信者からSMSのメッセージが届きません。
企業に伝えた番号が間違っている場合も、メッセージを届けることができないので、こちらも再度確認することをおすすめします。
また、SMSアプリのバージョンが古いと、メッセージを正常に受信できないおそれがあるため、最新のバージョンに更新することも忘れてはなりません。
送信側
SMSでメッセージを送る前に、下記のポイントをチェックすると、未配信のリスクを減らすことができます。
送信側が確認しておきたいポイント
電波状況*携帯端末から送信する場合
インターネット環境
顧客の携帯番号
本文の文字数
メッセージの送信限度数
本文への画像挿入の有無
SMSを送信する際は、電波状況や送り先情報だけではなく、文字数や1日の送信数が上限に達していないかどうかも、あわせて確認しておきたいところです。また本文中に画像が挿入されている場合、メッセージが顧客へ配信されないため、注意が必要です。
SMS(ショートメッセージ)の送信結果の確認方法
企業がCM.comのようなSMS送信サービスを利用する場合、SMSが送信できたかどうかを確認する方法をご案内します。
APIでメッセージを送信する場合
APIでSMSを送信する場合、webhookを利用して送信結果を取得することができます。到達失敗になった場合には上記のような理由が考えられます。
Web管理画面からメッセージを送信する場合
管理画面やウェブサービスにログインをし、CSVなどで配信先をアップロードして配信するようなオンラインでのSMS配信の場合には管理画面内に配信結果を確認する機能があります。
CM.comではメッセージログという形で情報を提供していますが、そこでは配信日時などを含む配信結果を確認することができます。
SMS(ショートメッセージ)が届かない、送れない場合はすぐに対処しよう!
SMSが届かない、送れない原因を知ることができましたでしょうか。
法人のSMS送信サービスはSMS本文70文字あたり1通単価がかかるサービスです。
そのためコスト削減のためにも、SMSが届かなくなる原因を可能な限り排除し、ビジネスに活用してみてください。