セールスフォースとAPI連携せずSMS配信するならMailSMS
セールスフォース(Salesforce)とは
セールスフォース(Salesforce)とは、インターネット経由で提供されるクラウドサービスで、中小企業から大企業まで幅広いニーズに対応しています。
営業・顧客管理やコールセンター・顧客サポート、また業務アプリ開発のためのクラウドプラットフォーム(PaaS)を世界中で提供しています。
日本でも多くの企業の導入が進み、数万社が実際にSFA・CRMツールとして利用しています。
最近ではLightningからPardotにアップデートし、マーケティングオートメーションツールとして利用される企業も増えてきております。
セールスフォースでのメール配信
セールスフォースではメール配信をすることができます。ただメールを配信をするだけではなく、メール配信機能を拡張した「Autobahn for AppExchange」を利用すれば、下のように計測や分析にも活用できます。
1日1,000通以上のメール配信
誰がURLクリックしたかの計測
開封やクリックに基づく見込み客のスコアリング
一般的にEmailの開封率が高くないのも現状で、セールスフォースを利用してメールを配信している企業様にも頭を悩まされている方が多くいらっしゃいます。
そこでEメールよりおすすめなのが、近年Eメールよりも高い開封率で注目を浴びているSMS(ショートメッセージサービス)です。
セールスフォースでSMSを送信するメリット
SMSはメールアドレスではなく携帯電話番号にメッセージを送信するサービスです。
アプリのインストールが不要で、フューチャーフォンを使用している相手ともやりとりができます。
企業向けのSMS送信サービスを利用することで企業がSMSを個人向けに一斉送信、個別送信することができます。
企業が顧客に送るSMSのメリットはどのような点にあるのか確認しておきましょう。
SMSはメールと比べて開封率が高い
SMSはEメールやメッセージングアプリよりも、読まれる確率が高い点が特徴です。開封率が80%以上あり、メールよりもコンバージョン率が高いことで注目されています。
なぜなら、メルマガやアプリのメッセージと比較しても、一人当たりの受信数が少なく埋もれる心配がありません。各送信元に分けられた受信ボックスに格納されるため、同一の送信者から送付されたメッセージを管理しやすく、読み返しやすいです。
加えて、受信をすると、携帯電話にポップアップ表示されるので、通知への視認性が高くなることから開封率が高くなる傾向にあります。
携帯電話番号のみで送れる
SMSは顧客のメールアドレスを知らなくても、電話番号の情報だけで送ることができます。
電話番号はメールアドレスと違い変更されることが少ないため、宛先不明による未達が少ないことも開封率が高くなる要因です。
受信時には携帯電話上で通知されることもメッセージの開封率が上がる要因の一つとされています。
またメールアドレスにご入力があった場合に携帯電話宛に送れるため、電話やハガキやDM(ダイレクトメール)などで追客をすることなくメッセージを届けられるので架電コストや郵送料などのコスト削減や業務効率化を実現できます。
送ったメッセージの履歴を共有できる
セールスフォースから送信したSMSの内容を履歴として残せることは大きなメリットでしょう。一般的にSMSを送信するとなると携帯電話端末やSMS送信サービスの送信履歴に保存されます。
しかし、セールスフォースからSMSを送信することで、メールと同じように送った内容を共有できます。顧客へ送信した内容を教諭できれば、チーム内でどんな反応を得られているのか、そのメッセージは到達しているのかなどを把握することができるでしょう。
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セールスフォースからのSMS送信事例
高開封率で高到達率なSMSをセールスフォース上で配信できれば非常に便利です。
たとえば、セールスフォース上で、個人属性などによって顧客をカテゴライズをしておけば、特定の条件にあてはまる顧客に通知を送ることができます。
また、セールスフォースで設定しているキャンペーンメンバーへSMSを一斉送信することもできます。
<活用例>
電子契約完了時にサインアップをした人と企業側に手続き完了通知を送る
請求書を発行してから一定期間入金がなかったり、複数回督促をしたりした段階で自動的に督促通知を出す
サンプルや無料モニターへの申込みをいただいたお客様へお礼メッセージを送る
緊急の連絡や通知を送る
読んでもらいたい重要な連絡の通知を顧客に送る
購入履歴や顧客のデータを元に顧客の掘り起こし、活性化として情報を送る
セールスフォースからSMSを送信する方法
セールスフォースから企業向けSMS送信サービスを利用してSMSを送信する方法は以下の3つになります。
SMSを送る方法は3つ
API連携・appexchangeでのSMS送信のデメリット
1.API連携や2.appexchangeを利用したsms送信のデメリットは開発工数や費用がかかるという点です。※appexchangeとはセールスフォース内にある機能追加用のアプリで、SMS送信ができる機能もあります。
API連携をするには専門知識のある開発者が実装を行う必要があります。appxchangeも同様で、APIほど複雑ではないものの、ある程度の開発が必要で、すぐに利用を始めることは難しく、開発工数と費用がかかります。
MailSMSでセールスフォースからSMS送信
手間をかけずにセールスフォースからSMSを送信したいという企業様におすすめなのが3.CM.comの「Mail SMS」の利用です。
MailSMSを利用することで、差出人メールアドレスを登録するだけで、セールスフォースに組み込まれているメール配信機能からSMSを配信することができます。
特別な設定は不要で、メール配信画面からメールを送る容量で宛先を「国番号+顧客の携帯電話番号@mail-sms.com」という形式に設定するだけですぐにSMS配信が可能となります。
既に獲得した顧客データの携帯電話番号宛を以下のように設定することで営業・マーケティング担当者はPC画面から簡単にSMSを送信することができますので、以下からMailSMSについて詳しく見ていきましょう。
設定簡単は送信元メールアドレスを登録するだけ
誰でも上記のようにメールアドレスを設定するだけでSMS送信ができるわけではありません。CM.comの管理画面から送信したいメール送信元のアドレスを登録します。
この登録だけで送信したい電話番号を上記のようにアドレスに直して送信するだけで送信が可能です。
携帯電話番号をメールアドレス化してメール機能からSMS送信
CM.comの管理画面に差出人メールアドレスを登録したら、セールスフォースのメール送信画面で上記のように宛先を追加すれば準備完了です。
宛先の設定については、日本の国番号+81と携帯電話番号090-1234-5678を宛先にした場合は以下のようになります。またSalesforceから一斉送信する場合は、リストメールやキャンペーン機能から行うようにしましょう。
宛先:+819012345678@mail-sms.com
SMSは電話番号宛に送るため、これまではセールスフォースのような基幹システムからはAPIでシステムに組み込んで送るか、appexchangeのような最適化されたアプリから設定し、送ることしかできませんでした。
しかし、CM.comのMail SMSを使用すれば、メールアドレス形式で普段使っているメールソフト、メール配信システムからSMSを送信することができます。
セールスフォースからSMSを送る手順
CM.comに配信元メールアドレスを登録するだけで、利用しているセールスフォースだけでなく、GmailやOutlookなどのメールソフトから約30秒でSMSを配信できます。では実際にどのような手順で導入できるのかを確認していきましょう。
アカウントの発行
CM.comへ問い合わせてアカウントを発行する
発行後、管理画面で「MailSMS」のトライアルボタンを押す
MailSMSの管理画面で差出人メールアドレス、もしくはドメインを設定する
3-11桁のアルファベットで送信者名を設定する
無料デポジットを利用して、テスト配信する
※アルファベットから始まる任意の英数字を3文字〜11文字まで自由に設定できます。
ショートメール配信方法
普段利用しているセールスフォースのメール送信画面を開く
宛先に【+81+電話番号+@mail-sms.com】を設定する
本文にテキストを入力する
送信する
完了
宛先の設定方法
例えば、09012345678の携帯電話番号であれば、[email protected]と設定してください。
メッセージの文字数
CM.comのSMSは1通70文字あたり、8.19円、1度の配信で最大670文字まで送信可能です。670文字で送った場合、10通分となるため約80円のコストがかかります。
セールスフォースでMailSMSを利用するメリット
最後に、セールスフォースでSMSを配信するために、MailSMSを利用するメリットを説明します。
Mail SMSの特徴は、操作がシンプルな点、そして最小限のコストから始められるだけでなく、難しい操作を覚える必要が一切なく導入できます。
導入の際に新たにツールの使い方を覚えたり、スタッフを教育したりする必要がないため、社内で導入するメリットは多いです。
最小限のコストで運用できる
MailSMSなら無駄なコストをかけずに簡単に始めることができます。
初期費用、月額費用は一切かからず、SMSを送った通数だけ課金されるので、安心して利用できます。
多くの企業様がまずは少ない通数から始めて、効果を実感してからSMS配信数を増やしたり、用途の幅を広げたりしています。
非常に導入ハードルが低く、セールスフォースを業務で利用している担当者ベースから利用ができるでしょう。
開発せずに利用できる
MailSMSはAPI連携のように開発コストを必要しないため時間もかかりませんし、SMS送信に向けた開発コストも必要としません。
開発せずにSMSを送信できるのは大きなメリットです。セールスフォースからSMSを送信するとなると少なからず開発工数がかかってきます。その費用をかけることなく、担当者ベースで利用できようになるのはとても便利です。
いつでも他のSMS送信方法に移行できる
SMSの配信数が増え、「メッセージの配信履歴を管理したい」「他の機能を使ってみたいと」感じたら、すぐに「MailSMS」からAPIやその他のSMS配信ツールへ利用を切り替えることもできます。
CM.comが提供しているAPIや管理画面からの送信ツールは初期費用や月額費用がかからないため、Mail SMSと同じ料金体系で利用できます。
さらに、配信結果や開封結果の確認や取得したいデータをCSV形式でダウンロードすることも可能です。
応用:セールスフォースとCM.comのCDPをAPI連携
自社で利用しているセールスフォースとCM.comが提供するCDP(Customer data platform)をAPI連携することも可能です。
API連携することで、セールスフォースに保存しているデータを生かしたマーケティングオートメーションやステップメールの配信ができます。その他にもどのように顧客が問い合わせフォームにアクセスしたのかなど、顧客の経路の把握ができます。
MailSMSやAPI連携ではなく、顧客データを起点としたマーケティングを実践したい方はご検討くださいませ。
セールスフォースでSMSを今から配信へ
セールスフォースでのSMS配信方法やMail SMSの導入方法などSMSを簡単に配信する方法をご紹介しました。
CRMやSFAだけでなく、普段利用しているGmail、Yahoo mail、Outlookなどといったメールソフトから直接顧客・従業員に向けたSMSを個別・一斉配信したいと考えている方は、CM.comのMail SMSサービスをぜひ一度お試しください。