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2023年12月25日
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SMSの送信者名はアルファベットがおすすめな理由

SMSの送信者名は電話番号だけでありません。送信者の表示名をアルファベットにするニーズがあり、CM.comが提供するSMS配信サービスを利用することで、認知されやすいメッセージを送ることができます。 SMSは一般的に開封率80%と言われていますが、実はベンダー選定や配信設定を誤ると良い配信結果が得られません。今回はSMS配信の効果を上げるために重要な要素のひとつである「送信者名」の設定について解説します。

CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム
目次
  • SMSの送信者名表示をアルファベット英数字にできる?
  • SMSの送信者名表示について
  • 国内直収と国際網の違い
  • 国内直収接続を利用した場合の送信者名表示
  • 国際網接続を利用した場合の送信者名表示
  • なぜ送信者名表示が重要でアルファベットがお勧めなのか
  • CM.comのSMS送信サービスはどちらも可能

法人でSMS送信サービスを利用するなら世界199カ国に配信できるCM.com

SMSの送信者名表示をアルファベット英数字にできる?

SMSの送信者名表記をアルファベットで送る

携帯電話番号宛に送信することができるSMS(ショートメッセージサービス)の送信者名表記は電話番号のみと考えられがちですが、アルファベットに設定できることをご存知でしょうか?

法人向けSMS送信ツールを利用してSMSを送信する場合、SMSの送信者名は電話番号表示という認識が多いですが、送信者名をアルファベット英数字にすることができます。

例えば「CM.com」や「CMJapan」のようにローマ字で設定し、受信者がひと目でわかるような企業名や名前を登録できます。

特に誰から送信されたてきたのかを一目でわかりやすくするためにも送信者名表示をアルファベットし、メッセージを送ることはとても重要です。

送信者名表記をアルファベットにすることで、アプリの会員登録時の二段階認証(SMS認証)や予約のリマインドメールマーケティングプロモーションなどさまざまな場面で利用できるでしょう。

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SMSの送信者名表示について

そもそもSMSの送信者名にはどのようなルールがあるのでしょうか。

SMSの送信者名表示は、メールのように自由に設定できません。利用する接続網によって利用できる文字列が異なります。

SMSの送信のための接続網は、「国内直収接続」と「国際網接続」の2種類あります。

国内直収接続では、ドコモ、KDDI、ソフトバンクと接続してSMSを配信します。一方で国際網接続は海外を経由してキャリアに接続をして日本国内の携帯電話にSMSを配信します。

国内直収と国際網の違い

基本的に二つの違いは主に到達率とSMSの送信者名表記なりますので、以下参考にしてください。

到達率

  • 国内網の到達率は平均98%程度

  • 国際網の到達率は平均93-5%程度

SMSの送信者名表記

  • 国内網の送信者名表記は電話番号(会社の電話番号や050番号など)

  • 国際網の送信者名表記は3-11桁アルファベット英数字(CM.comなど)



国内直収接続と国際網接続にはそれぞれできることが異なり、SMSの送信者名表記のメリット・デメリットがあります。

国内直収接続を利用した場合の送信者名表示

国内直収接続を利用した場合、受信者の端末によって表示される送信者名が変わります。ソフトバンクに関しては、共通の番号が送信者として表示されます。

そのため、受信者はA社のSMSもB社のSMSも「2〇〇〇〇」と表示され、同じ受信ボックスに振り分けられてしまいます。

わかりやすく解説するなら、LINEのA社の企業アカウントのチャット画面にB社が発信した情報が表示されてしまうようなイメージです。

普段利用しているメールやLINEでは乗っ取られない限りありえないようなことですが、SMSは仕様上このようになっています。


各キャリアの違い

  • Docomo(ドコモ):電話番号表示

  • au(エーユー):電話番号表示

  • 楽天モバイル:電話番号表示

  • Softbank(ソフトバンク):2から始まる5桁の共通番号、もしくは0032から始まる共通番号


国際網接続を利用した場合の送信者名表示

一方、国際網接続を利用すれば企業独自の送信者名を設定できます。

漢字や仮名を使った日本語表記で設定することはできませんが、アルファベット英数字であれば、3-11文字の間で自由に設定できます。

そして、どのキャリアの携帯端末でも同じように表示されます。


なぜ送信者名表示が重要でアルファベットがお勧めなのか

SMSも他のメッセージチャネルのようになりすましアカウントによる不正行為があります。そのため、本物の企業が送信しているSMSでも、不審な点があれば開封せずに削除します。

メールのように長文が送れないSMSは、いかに限られた文字数の中で信頼されるメッセージを作成しなければなりません。その際、送信者名も受信者から信用を得るための重要な情報となるのです。

当然、受信者はソフトバンクの場合は2や0032から始まる共通番号で企業からSMSが送られてくることなんて知りません。

二段階認証のように、受信者が望んで受信したメッセージでもない限り、送信者名が数字のメッセージは不審に思うでしょう。

国内直収接続の方がSMSの到達率が高いですが、送信者名で不信に思われて開封されなければ、届いてもあまり意味はありません。

メッセージを読んでもらうためには、アルファベット表示ができる国際網接続の方がいいと言えるでしょう。

CM.comのSMS送信サービスはどちらも可能

CM.comでは、国内直収接続と国際網接続の両方を提供しています。二段階認証のように到達率重視で不審に思われにくい用途では国内直収接続、リマインドやマーケティングメッセージのように情報を伝えたいは国際網接続をおすすめしています。

また、弊社では送信者名の表示を何度でも変更できます。弊社のSMS送信サービスのプラットフォームを利用する場合は、送るメッセージや相手によってその都度変えることも可能です。いろいろな送信者名を試せます。

顧客向けにSMSの送信を検討している、SMS配信をしているけど効果が出ない企業の担当者様は、どうぞお気軽に弊社へご相談ください。

送信者名表示をアルファベットにしてSMSの開封率アップへ!

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問い合わせ

SMSの送信者名表記をアルファベットで送信したい企業様はCM.comにお問い合わせください。

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マーケティングチーム

CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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