WhatsApp Businessを利用して海外顧客とやり取りするならMSC
海外ではビジネスでもコミュニケーションアプリが利用されている
日本では企業の担当者や海外顧客とメッセージをやりとりする場合、Eメールを利用するのが通常です。一方海外ではビジネスにおいてEメールではなくコミュニケーションアプリでメッセージのやり取りが主流になっています。
日本では最も利用されているそれがLINEになります。日本ではビジネスでLINEを利用する文化はあまりありません。LINEはどちらかというと個人と個人のやりとりで利用するプライベートでの利用ツールとして多くの人に利用されています。
海外ではWhatsAppやWechat、カカオトーク、Viberなどのコミュニケーションアプリが日本のようなプライベート利用以外にも、担当者同士のコミュニケーションや顧客とのやりとりなど、ビジネスで利用されています。
海外で利用されているコミュニケーションアプリの企業版のサービス仕様は
そのため海外担当者や海外顧客とコミュニケーションアプリでやりとりしたいと言われるケースが増加しています。
日本では個人利用しているコミュニケーションアプリをビジネスで利用する文化がなく、その上ビジネスで利用するツールの制約やポリシーが各社で厳しいので、ビジネスで利用する場合にはLINEワークスのようなビジネス利用専用のサービスを利用するケースが多いです。
一方海外ではビジネス、プライベート問わず同じコミュニケーションアプリを利用しているため日本のようにビジネス用のアプリとしてサービスの提供はないので、文化の観点や社内ポリシーの観点からも利用を躊躇って、海外担当者や海外顧客のニーズに応えることができていないのが実情です。
WhatsAppにみる、企業担当者ごとにコミュニケーションアプリをビジネス利用する方法は
では海外顧客や海外担当者のニーズに応えるため、コミュニケーションアプリをビジネスで利用する方法はあるのでしょうか。
現在弊社で提供しているサービスではWhatsAppとViber、Facebook Messengerであればプライベートのアカウントを用いることなく、ビジネス利用をすることができます。
今回はユーザー数が世界で20億人と、利用者が最も多いWhatsAppに焦点を当て、解説していきます。
WhatsApp Businessは企業や部署単位での公式アカウント
WhatsAppをプライベートではなくビジネスで利用するにはWhatsApp Businessというサービスを利用する必要があります。
WhatsApp Businessは企業用のWhatsAppの公式アカウントです。海外顧客や担当者の利用しているWhatsAppアプリから公式アカウントにアクセスをし、メッセージを送信することができ、企業はその公式アカウントを経由してメッセージの返信をすることができます。
注意してほしいのは、WhatsApp BusinessはWhatsAppアプリのように一人一人にWhatsAppの企業担当者のアカウントが付与されるわけではない点です。企業や部署、店舗単位で一つのアカウントが付与されます。
MSCを利用することで担当者ごとにWhatsApp Businessで海外顧客や担当者とやり取りが可能
では担当者ごとにWhatsApp Businessを利用してWhatsAppを利用する海外担当者や海外顧客とやりとりをする方法はあるのでしょうか。
弊社のMSCを利用すると実現が可能です。WhatsApp Businessは先に述べたように、企業や部署、店舗単位でアカウントを作成するので、WhatsAppアプリを利用しているユーザーから見ると担当者Aとチャットをしても、担当者Bとチャットをしても一つのWhatsAppアカウントとコミニケーションをとっているように見えます。
MSCはWhatsApp Businessアカウントを運用する側で担当者を割り振ることで、担当者ごとにやりとりする相手を変えることができ、実質的に担当者ごとにWhatsAppアカウントを有している環境を作り出すことができます。
担当者一人一人が海外担当者、海外顧客とやりとりできるMSCの詳細
MSCはパソコンや携帯ブラウザ、アプリから専用サイトにログインをして管理画面からメッセージのやり取りをするサービスです。
WhatsApp Businessのみならず、ViberやFacebook Messenger、Eメールなども同じ管理画面から送受信できます。
WhatsAppユーザーからWhatsApp の企業アカウント宛にメッセージを受信すると、担当者を割り当てることができます。割り当てられた担当者以外はそのユーザーとやり取りをすることができません。
全ての担当者が他の担当者とのやり取りを閲覧することができるので、担当者の管理も簡単です。MSCを利用すれば個人のWhatsAppアプリのビジネス利用版の代替ツールとして、企業専用アカウントで海外担当者、海外顧客が利用しているWhatsAppとやり取りをすることができます。
ビジネス利用するにあたってのWhatsApp Businessの特徴的なルール
WhatsApp Businessには他にはない特徴的なルールがあります。それは、ユーザーのメッセージに対しての返信ではなく、最初に企業公式アカウント(担当者)からユーザーに送信する場合にはWhatsAppに事前に文章を登録している必要があります(テンプレートメッセージ)。
登録した文章以外のメッセージを最初に企業からユーザーに送信することはできません。
返信に関しては自由な文章を送信できますが、最初のユーザーからのメッセージから24時間経過した場合には、同様に登録済みのテンプレートメッセージのみ送信可能となります。これらのルールを把握してMSCでスムーズな運用を実現しましょう。
海外担当者、海外顧客とのWhatsAppでのやり取りならMSC
見てきたように、MSCを利用することで、企業、部署、店舗単位で作られるWhatsApp Businessアカウントを担当者ごとで活用し、担当者のWhatsAppの個人アプリと同様の利用方法を実現できます。
海外トレンドをいち早く取り入れ、海外顧客や海外担当者のニーズに応えることで、ビジネスの利益拡大に資することができます。
WhatsApp Business、MSCに興味のある方はCM.comにお問い合わせください。